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2017年11月08日

東京出張記その4・ふなっしートレイン

奥多摩から拝島へ戻り、今度は八高線に乗りますが、拝島駅ホームにはこんなホーム柵がありました。
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先にホームバーが上がり、
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あとから列車のドアが開きます。
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川越行きの電車に乗りました。八高線の途中の高麗川から川越線に入る経路です。
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実はいつもは綿密に乗り換える列車・時刻を事前に調べるのですが、この日はうっかり立川駅で乗り継ぎにミスってしまい、計画が破綻してしまいました。 まあ、もともとの計画でもちょっとよくばって無理があり、青梅鉄道公園では見学時間が不足だったので、これで良かったのです。 なんで立川でミスったかと言うと、青梅方面は1番線と6番線から出るのですが、5・6番線ホームに降りる階段のところに5・6番線の案内の他に1番線の案内もあり、「ここのホームだ」と思い込んでしまったのです。私としたことが・・・  ちょうど特急あずさが入線するところで、それに気を取られたということもあるんですが・・ で、考えていたランチを諦めれば、やはり当初の予定通りに行けるはずで、奥多摩まで行って拝島まで戻り、この列車に乗ったのですが、八高線の終点まで行くには途中の高麗川で乗り換えないといけません。 でも、八高線は日中、1時間半に1本しかありません。 時刻表もスマホもありません。もう行き当たりばったりでいくしかないと、腹をくくりました。 拝島駅を出ると米軍横田基地の横を通りました。一昨日、トランプさんが韓国へ向けて旅立ったのもこの基地です。
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この風景を見て、学生時代に八高線に乗ったのを思い出し、じゃあ高崎まで乗らなくても良いかなと考えました。 横田を過ぎるとこんな風景に。これじゃあ1時間半に1本でも仕方ないか。よく電化しているものだ。
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乗換駅の高麗川で、これが高崎行き気動車。ここからは高崎方面は非電化。
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着く前の車内放送で発車時間を案内してくれたのですが、案の定、30分以上あり、これで完全に八高線は諦めて、そのまま川越へ行くことにしました。 これで逆に時間があまりました。 東京近辺のJRに1日乗り放題のキップを買ってあるので、じゃあ、今度はどこへ行こうか、完全にノープランの旅になりました。私にしては珍事です。 川越・大宮からそんなに遠くない場所で、まだ乗ったことのない線区はもうないし、いや、少しあるけど、どうせ明日乗るから・・  鉄道博物館は今日は混んでいるだろうし・・ と、いろいろ考えたのですが、とりあえず、どうせ川越から乗るのは埼京線直通なんだし、埼京線と並行している新幹線でも見るかという結論に。 でも、それでも時間が余るし・・ といろいろ考えているうちに、新京成の、ふなっしートレインがあることを思い出しました。 ちょっと遠いけど、乗った列車の終点は新木場で、津田沼はそう遠くないし、ふなっしーを見に行くことにしました。 でも、ふなっしートレインは1編成だけだし、夕方遅い時間にあるかどうかわかりません。それでもチャレンジしてみました。 川越で新木場行に乗り換え、列車は大宮から東北新幹線と並走し、赤羽から赤羽線・山手貨物線を走り、大崎からりんかい線に入り、天王洲アイルを通って東京湾岸を走ります。
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舞浜駅。モノレールが見えました。
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そういえばこのモノレールにはまだ乗っていなかったなぁ。最後にディズニーランドに行ったときはまだできてなかったので。 日本にあるモノレール10か所のうち、4か所は全線完乗し、2か所は一部区間だけ乗ったけど、ここは最後まで残る? ここまで来てから、大崎で山手線に乗り換え、品川から横須賀・総武線快速に乗り換えれば、ずっと早かったのにと気が付きました。 実はそれで結果オーライだったのですけど、そのときは「今日はこういう日なんだ」と、がっかりしたものです。 乗っている時間だけで約20分長く、乗り継ぎの悪さもあって、最終的に約40分遅い経路で津田沼に着きました。 それにしても、始発の川越から終点の新木場まで、1時間半かけて全部乗る人なんか、ちょっといないでしょうね。 もしも本当に川越から新木場まで行くという人がいても、池袋で有楽町線に乗り換えた方が20分くらい早いし安いのですから。 さて、ふなっしーに会えるか? 新津田沼駅の駅員さんに時刻を聞いてびっくり! あと5分で来るとか。 人気TV番組の、路線バス乗り継ぎの旅で、超タイミングよく、乗り継げるバスがあったときのような喜びようでした。 終わりよければ全てよし! 奥多摩から東京湾まで東京大横断ができました。今日は最高の1日でした。 きましたきました。
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車内は普通です。
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普通の列車でもかわいいですけどね。
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三咲駅にはふなっしー部屋があるのですが、もともと行く予定がなかったので、この情報は知らなくて下車しませんでした。
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オフシャルの写真です


posted by かもめ |16:20 | 鉄道(船舶・航空機等) | コメント(0) |

2017年11月08日

東京出張記その3・青梅鉄道公園

プロ野球の来期日程が発表になりましたね。これから来期日程予想をしてみますが、とりあえず交流戦のころはワールドカップの直前なので、ルヴァンカップが開催になるでしょうか。(2014年もそうでした) だとしたら6月2日(土)アウェイ・6月9日(土)ドームか、6月2日(土)アウェイ・6月6日(水)ドーム・6月10日(日)ドームだろうか。

青梅鉄道公園は青梅駅から徒歩15分。案内標識に従っていくと、こんな急坂。
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普通、鉄道展示は線路際にあるのもで、こんなに丘を上がるなんて、登山鉄道じゃあるまいし変だと思いました。 案内地図が間違っているのかと、一旦引き返して確認したほどです。 丘を登りきった所にありました。
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E10は初めて見ました。10両製造され、残りの9両は解体されてしまったので、ここでしか見れません。
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バック運転が基本なので右側に運転台があります。各操作機器も、当初は炭水車向きに付いていたそうです。
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右側に運転台がある国産SLは、函館駅で青函連絡船に貨物車を出し入れするSL(埠頭は右カーブだったので)や、岩見沢の機関区で入れ替えに使用したSLなど、極めて少数です。 急カーブでも走れるように第3動輪(写真右)と第4動輪にはフランジがありません。第2動輪(写真左)のフランジ(銀色に光って見える部分)は薄いです。
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フランジレスにするということは、カーブでは車輪とレールとずれが大きく、接地面積が小さくなるせいか、牽引力がなかったそうです。 空転しやすくて使いにくく、14年しか使われなかった失敗作です。 SLの失敗作と言えば、C-54が有名だし(こちらも空転が問題)、C-53も失敗作と言えなくもありませんけど、E-10もそうですね。 D-50という優秀なSLがあるから、それでよかったのに。 なお、D-50は軸重が重く、使用できない線区も多く、軸重を軽くしたD-51が多く製造されることになったのですが、牽引力はD-50の方があります。 フランジレスと言えば、鉄道ファンでも意外と知られていないのですが、ほとんどのケーブルカーは片側の車輪にフランジがないのです。 かわりに反対側の車輪は両側にフランジが付いているのです。 これだと対向列車とすれ違う個所のポイントは可動部が不要というメリットがあるのです。 日本で初めてSLが新橋・横浜間に走った時、導入された機関車10台のうちの1台があります。
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貴重なSLをカットしてしまうのはどうよ?
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左の火室で石炭をもやし、右のボイラー内を通る無数の煙管中に高温の燃焼ガスが通って水を沸かします。
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燃焼ガスはここに集められ、上部の煙突から排出されます。
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蒸気は蒸気溜ドームに溜まり、加減弁(車のアクセルに相当するレギュレーター)を操作すると上の方にあるバルブが開いて右のパイプに蒸気が送られ、
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右の方の銀色のパイプを通ってシリンダーへ送られます。
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8600や9600以降の近代的なSLでは蒸気溜から過熱管を通って再加熱されてからシリンダーへ行くので効率が上がってますが、これは旧型の飽和式です。 明治後期の輸入機。
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園長さん、いなかったなぁ。
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東京でもここは雪の多いところです。
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雪ニモマケズ、デモ、雨ニハ負ケマシタ。
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細い道路しかないのに丘の上までこれを運ぶのは大変だったのでは。
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posted by かもめ |07:43 | 鉄道(船舶・航空機等) | コメント(2) |