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2017年05月31日

鳥栖遠征記・かもめかもめに乗る

鳥栖戦の日は鹿屋から長崎に行って講演をしてから鳥栖に行くという、長い長い一日で、5:55のバスに乗るので5時に起きます。5時起きはいつもと同じだけど、寝たのはいつもよりも3時間遅く、4時間ちょっとしか寝ていません。

4時間しか寝れなかったのは、講演後の懇親会が盛り上がったからですが、なんで盛り上がったかというと、鹿児島ユナイテッドサポーターがいて、サッカー談義がいつまでも続いたんです。
翌朝早いので、真っ先に失礼するはずだったのが、反対に私のせいでいつまでも会食が続いて迷惑かけてしまうという想定外の事態になりました。

鹿屋のニューワールドホテル。5000円でお釣りが来ます。
九州の地方都市だとビジネスホテルは5000円が相場のようで、日南市でもそうだったし、この日に泊まる鳥栖のホテルもそうでした。ありがたいです。
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5時過ぎにに起きるつもりが4:40に目が覚めてしまい、時間があったのでホテルから徒歩数分の、鹿屋鉄道記念館に行ってみました。早朝で開館前ですが、屋外展示は見れます。
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キハ20。北海道など寒冷地向きのキハ22と同じシリーズの気動車です。
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予定通り5:55発の鹿児島行きのバスに乗ります。鹿屋体育大学の横を通ります。3年前にも通りました。徐暁飛はこの大学出身でしたね。
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垂水・鴨池間はフェリーで、バスはそのまま船に乗ります。 バスの車内にいてもOKだし、バスを降りて船室へ行ってもOKです。
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まもなく鴨池到着。右は姉妹船、左の巨大な船はイギリスのサファイア・プリンセス、11.6万トンです。
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この巨大な船は、長崎の造船所で建造中に火災を起こしたあの船です。建造中はダイヤモンドプリンセスの名称でしたが、火災のため納品が遅れるので、同じく建造中だった姉妹船をダイヤモンドプリンセスとして納品したので、この船はサファイヤに格下げ(?)になったのでした。 鹿児島中央に到着。
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新幹線に乗りました。新大牟田駅で停車。大牟田の友人宅はどのあたりかな・・と思ったけど、すぐに発車。駅を出たら防音壁か山で、市街地はほとんど見えません。友人に会う時間もなく、大牟田を後に列車は走ります。
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新鳥栖で下車。
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長崎本線の長崎行き特急かもめに乗ります。かもめに乗るのはは9年ぶりです。
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25年前に登場したこの車両(787系)は斬新なデザインにびっくりしたものです。 たまたまですが、私が乗った車両は半分がビュフェ、半分がセミコンパートメントだった車両(サハシ787)で、ビュフェが普通席に改造された車両です。(9年前も博多・新八代間で乗りました) この車両はシートピッチがグリーン席並みに広いのです。
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特別大サービスで足元を広くしたわけではありません。 ビュフェの名残で、おしゃれな天井をしているから荷物棚が設置できなく、お荷物は足元に置いて下さいということなんです。
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他の車両は普通のシートピッチで荷物棚あります。


posted by かもめ |13:17 | 鉄道(船舶・航空機等) | コメント(0) |

2017年05月31日

鳥栖遠征記・大隅線廃線跡探訪

JAバンクに行って来ました。コンサのキャンペーン定期です。和寒では私が初めてだとか。今日が最終日なので私一人なのか。

さて、桜島に上陸です。誤解があるといけないので書いておきますが、桜島にはなんら用はなく、桜島観光等をするわけではありません。

桜島は大正時代の噴火によって東側が大隅半島と陸続きになり、島ではなくなっていて(桜半島か)、鹿児島市から鹿屋などへ行くには桜島(桜半島?)へフェリーで渡るのが便利なのです。
(九州も島だから依然として島だというツッコミはなしで願います。そんなツッコミするのはお前くらいだとツッコまれそうだけど。)

鴨池・垂水間にもフェリーがありますが、鹿児島中央から鴨池まで少し距離があるし、そちらのフェリーは便数が少なく、桜島フェリーを利用するのが確実なので、桜島に鹿屋の人が迎いに来てもらうという算段でした。

かつて大隅線という国鉄の路線があり、廃線跡を見学するのがこの日のミッション。
垂水市内の廃線跡。この土手を列車が走っていました。
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反対側は道路に転用されています。いかにもというカーブ。
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旧垂水駅は、ホームの一部と線路が残されています。
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かつて志布志や鹿屋などの人たちはここで列車を降りて徒歩で垂水港へ行って鴨池までフェリーに乗って鹿児島市へ行ったものなのです。 ちなみに、旧大隅線は鹿児島湾をぐるっと回る路線で、鹿児島市へは遠回りなので鉄道で鹿児島市へ向かう人はほとんどいないせいもあり、大隅線は早くも1987年に廃止になっています。 鹿屋市は平成の大合併で霧島市に抜かれるまでは鹿児島県第2の都市で、現在でも第3位の人口なのですが、それだけ人口があっても鉄道が廃止になるんですね。まあ、鹿児島県は鹿児島市以外に大きな都市はなく、鹿屋は10万人で、そう特別大きな都市ではありませんが、県内第2・第3の都市に鉄道がないのは沖縄以外はここだけではないだろうか。 ちなみに、鉄道のない町の人口ランキングでは、沖縄を除くと鹿屋が第1位です。ベスト10はこちら。 ここは線路跡で、
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反対側は廃トンネルになっています。
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トンネルの反対側に来てみました。ここからしばらく線路跡の大半が道路になっています。
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旧新城駅というとても地味な駅だった、こんな場所でも鉄道があったことを後世に伝えるようホームと線路が残されています。素晴らしいです。
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北海道でこれだけ路線のあちこちで鉄道記念公園を整備しているところはありませんよね。 このトンネルは道路に転用されていますが、拡幅してないので交互通行です。
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鹿屋市にあった古江駅は駅舎が保存されています。
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すぐそばに港があり、以前は鹿児島市や指宿へ船が出ていたので、かなり賑わっただろうと思います。 大隅線も、初めはここと鹿屋を結ぶ区間から工事が始まったくらいです。ただし、資金難で違うルートになり、ここの開通は少し遅れますが。
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C-58
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キハ20
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期待通り15分早いフェリーに乗れたおかげでこれだけたくさん廃線跡を見学させていただけ、講演にも十分間に合いました。 今回見学できなかったけど、鹿屋の近くの大隅高山駅は、内之浦の最寄り駅だったので、ロケット関連機材の積み下ろしもした駅なので、今度訪れるときは見学したいと思います。


posted by かもめ |07:55 | 鉄道(船舶・航空機等) | コメント(0) |