2014年11月01日
くすり博物館・その4
カラスビシャク。畑の雑草なので農家や家庭菜園・ガーデニングをやっている人にはおなじみだと思います。うちの畑のはこれ。 根は半夏という制吐作用などのある重要な漢方薬ですから、私は畑に生えてきても抜き取る気にならないです。 麦門冬湯・半夏厚朴湯・小青竜湯・六君子湯・柴胡加竜骨牡蛎湯・半夏瀉心湯・温経湯・参蘇飲・大柴胡湯・小柴胡湯など、かなり多くの漢方薬に配合されています。 便秘薬として有名なセンナ。ヤーコン。整腸作用があるとされていますが、サツマイモなどと同レベルで、特に医療で用いられるわけではありません。クララ。根は苦参という生薬で、利尿・発散・解熱・鎮痛・殺虫などの作用があり、消風散、三物黄苓湯などの漢方薬に配合されています。甘味料のステビア。糖尿病の甘味料として医療でも使われます。ダッタンそば。動脈硬化予防に良いとされていますが、期待できるほどの薬効なのか疑問です。コンフリー。いろいろ薬効があるようですけど民間療法レベルだし、多く食べると中毒しやすいし、観賞用に留めておくべきでしょう。以下、ハーブです。収穫期を過ぎたのもが多いです。今度ここに来るときは初夏にできたらいいです。 来年、グランパスとの試合が6月くらいにあると良いのですが。 ベルガモット。オレガノ。セージ。バジル。これはうちの畑にもあります。ネコノヒゲ。ローズマリー。ハーブティーにする植物を1カ所に集めたコーナーがありました。