2014年04月22日
九州出張記・その2
かつて宮崎は新婚旅行のメッカでした。その昔は熱海が人気だったそうですが、私が子どもの頃は宮崎が超大人気でした。 宮崎行の飛行機には新婚さんらしきカップルは見かけなかったし、青島や飫肥などでも全く見かけませんでした。 宮崎では野球が人気があるようで、このサンマリンスタジアムでよくプロ野球が開催されるようですし、巨人が年に2回、キャンプをするそうです。宮崎ではサッカーは人気がないのかと思いましたが、皆さん、興梠選手はご存知でした。 鬼の洗濯岩です。青森の千畳敷も有名ですが、こちらは何十キロもずっと続いています。鵜戸神宮です。神話と関係あるみたいですね。洞窟の中にもあります。昔は新婚さんで賑わったことでしょう。 神社の前の海岸ですが、カッパドキアみたいですね。日南市で講演を済ませて会食になりました。 旬のカツオは美味しかったです。烏賊はミズイカとのことで、帰って調べたらアオリイカのことでした。短冊切りでしたが、細く切った方が食べやすいのにと思いました。あちらではこれが普通なのですかね。 うちわえびのフライです。うちわえびは伊勢海老並の高級品だと思っていたのですが(奄美などではそうなんですが)、そうでもないとか。確かに味も普通でした。味はともかく、珍しいものを食べることができてよかったです。 宮崎でズワイガニが出るとは思いませんでした。その下のモズクは歯ごたえが良くで美味しかったです。ところで、九州は醤油の味が独特で、特に鹿児島が甘ったるくて困るのですが、このお店は甘口と辛口の2種類の醤油が置いてあり、即座に事情を察することができました。甘口はこちらの人が普段使うもので、辛口は標準的(九州以外)な醤油に違いないと思い、その通りでした。 日南は鹿児島に近いからか、鹿児島と同じく甘ったるい醤油が好まれるのでしょうね。 慣れてないなら、とても甘口で刺身を食べることはできません。でも、烏賊ソーメンならいいかも。 飲み物は、やはり焼酎のお湯割りです。宮崎はイモ焼酎なんですね。隣の席の人が大分出身で「関サバは美味い」「でも、値段が高くなった」「昔は普通に食べていたけど、今は庶民が口にできなくなった」と言っていました。