2013年12月11日
ドームと厚別とで勝率が違うのか
厚別とドームで勝率を比べるとどうなのか気になっていたので調べました。 2001年7月21日のドームのこけら落とし以降で、リーグ戦だけを比較しました。 勝敗の右の数字は勝ち点率です。 ドーム 厚別 2013年 5勝1分4敗 1.60 6勝2分3敗 1.64 2012年 1勝1分8敗 0.40 2勝1分4敗 1.00 2011年 5勝2分1敗 2.13 7勝1分1敗 2.44 2010年 3勝2分3敗 1.56 2勝3分2敗 1.13 2009年 5勝2分4敗 1.55 5勝6分2敗 1.62 2008年 1勝0分8敗 0.33 0勝4分4敗 0.67 2007年 7勝3分1敗 2.18 5勝4分1敗 2.11 2006年 5勝3分3敗 1.64 5勝3分3敗 1.64 2005年 3勝5分4敗 1.17 5勝0分3敗 1.88 2004年 2勝5分1敗 1.38 1勝2分9敗 0.42 2003年 3勝2分4敗 1.22 4勝4分2敗 1.60 2002年 3勝0分6敗 1.00 1勝1分1敗 1.33 2001年 1勝2分2敗 1.00 3勝1分3敗 1.43 勝ち点率の比を単純平均すると、1.03倍、厚別の方が高いということになりますが、ほとんど差がないということになりますね。 勝敗合計すると ドーム 45勝28分50敗 1.33/123試合 厚別 45勝31分36敗 1.48/112試合 これが差があるといえるかどうかですが、統計学的計算(検定)をやってみました。 私でも簡単に計算できるよう、あまり差がない引き分けは無視して、「123試合で50敗と112試合で36敗に統計学的差があるか」で計算してみたら、p<0.05(有意水準5%という偶然のレベル)の範囲内で、「差がなし」という結果でした。 来年からドームでの試合が増えますが、「厚別の方が勝っているのでは?」と心配することはないということになります。 でも(来年はないけど)ベガルタ戦は厚別でやりたいかな。 もっとも、2004年はドームで2勝しかできなかったけど、2試合ともベガルタでしたね。 この年はJ2最下位だったのに、しばらくドーム不敗が続き、初めてドームで負けたのはホーム最終戦でしたね。