2013年11月05日
甦れJR北海道
先日紹介したHTBの「ゆがんだレール」を放送したのと同じ10月26日にUHBが「甦れJR北海道」という番組を放送しました。(ようやく昨日、録画を見ました) どちらも同じような内容ですが、HTBの30分に対してUHBのは60分ですから、内容は濃かったし、HTBでは触れられなかった点や提言があったので紹介したいと思います。 関西大学社会安全学部の安倍教授の話では、10年くらい前からJR北海道では不具合が頻発するようになっていて、こうなることを懸念していたそうです。 また、JR北海道は完全に民営化したわけでなく、全株式を国が保有しているのだから、政府はJR北海道を責めてばかりいるのではいけない。国には管理責任がある。国の責任だとされるのをかわすためにJR北海道の責任にしているだろうとのこと。 これは私が強く思っていたことです。良く言ってくれました。 また、低金利になって運用益が少ない点について「赤字補てんするための予算は毎年500億円は確保できる仕組みにしないとならない」と、言ってくれました。 この点に関しては関係各方面(北海道知事なども含め)が強く政府に要求すべきと思います。遠慮していてはいけません。安全を確保するためには絶対に必要なことです。 枕木交換の費用だけではだめです。保線や車両保守の増員をするための十分な予算が必要です。 あと、JALを再生したときに社長等経営陣を外部(京セラの稲盛氏等)から呼んだように、外部から経営者を呼ぶ必要があると言っていました。 ところで、自民党の石破さんが、国にも責任があると言いました。 少しホッとしました。石破さんもたまには正しいこと言うものですね。 和寒町公民館敷地で静態保存しているD-51D-51はナメクジの方が好きです。
posted by かもめ |18:12 | 鉄道(船舶・航空機等) | コメント(0) |