2011年09月27日
JR気仙沼線
JR気仙沼線は甚大な被害を受けました。 南三陸町のあたりは比較的開通が遅く、1977年の開通なので、高架や高く盛り土した部分が多いのですが、あちらこちらで橋や築堤が消えています。 志津川駅の階段をあがると、ホームとは思えない姿。レールと枕木は撤去されていました。ちょっと内陸に入った場所でも、路盤がなくなっています。トンネルを出たところの路盤もずたずたです。たぶん歌津駅ですが(清水浜駅かもしれませんが)、大まかながれきはすでに撤去されていますが、こまかいのをボランティアが片づけていました。仙石線等、JR線だけで復旧には最低でも4,500億円かかるそうですが、市街地を高台等、違う場所に移す可能性もあり、まだ復旧作業ができないのですが、移転するとなると、さらに費用がかさむでしょうし、あと何年かかるかな。 復旧のめどが立ってなかった3セクの三陸鉄道ですが、国の補助率を85.5%以上にし、残りを県と市町村が負担する新制度を創設し、2014年春までに復旧させると国土交通大臣が言ったので、一安心です。