2011年09月20日
震災・仙台市内
仙台空港に飛行機が着く直前に名取市の海岸は松林が倒れ、枯れて茶色くなっているのがわかりました。 空港そばの飲食店など、壊れたままの建物も残っているし、流された車が沢山積まれたままでした。がれきも少しだけ残ってました。でも、仙台中心部は、ほとんど爪痕がありませんでした。ユアテック本社ビルです。仙台駅東口近くにある14階建ての立派なビルです。 爪痕があったのはこの建物くらいしか見かけませんでした。ユアスタのそばにある図書館です。 仙台博物館を見学したついでに、向かいにある仙台国際センターを覗いてみました。ここで某学会の学術大会が10月初旬に予定されていたのですが、来年4月に延期になってしまったので、よほど被害があったのかと思ったのですが、センターは震災後1ヶ月で再開したそうです。レセプションホールのみ、復旧に時間がかかり、8月から使えるようになったそうです。延期する必要はなかったようです。レセプションホールの半分です。 私は某学会役員として関わっていたので、必要のない延期をしてセンターに迷惑かけてしまって謝っておきました。 カニトップは健在のようですね。地元の人から聞いたのですが、商売上、批判が多いとかで驚きました。
posted by かもめ |21:31 | 東日本大震災 | コメント(2) |
2011年09月20日
南三陸町のボランティア
南三陸町に臨床心理士がやっているカフェがあります。あづましいは「うるかす」みたいに北海道と宮城の共通方言なのかと思ったら、「あづまーれ」は集まれという意味でした。 老人福祉センターを拠点にしています。すぐ近くに大規模な仮設住宅があります。しかし、集会所等がなく、住民同士の交流の場がなかったのです。 臨床心理士による心のケアだけでなく、交流の場として大いに役立っているとのことです。 仮設住宅は狭いため、訪問者と面会の場としても重宝されていて、いつもは満員だそうですが、このときは33度の猛暑のせいか、子どもだけが利用してました。 飲み物を無料で提供しています。子どもの遊び場としても役だっています。臨床心理士さんの他、東北福祉大や自治医科大の学生さんもボランティアとして活動されていました。 とても勉強になりました。 物見遊山ではないものの、見学のためだけに被災地を訪れるのは迷惑にならないか気にかけていましたが、特に心配するようなことはありませんでした。