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2011年07月05日

市電

日曜日に久しぶりに乗りました。
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この車両の製造年月は昭和34年4月。私と同じです。
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東本願寺付近のS字カーブ。この風景は好きです。
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なんで道路がS字なのか、札幌の人はご存じだと思いますが、念のため解説しておくと、山鼻屯田兵は道路の東西南北を天体観測によって決めたので、ほぼ正確です。ただし、北極星を見て決めたので、少々誤差があります。太陽観測すればもっと正確だったのでしょうけど、当時は森林だったから、日の出や日没のときは太陽が見えなかったでしょう。西側は山もあるし。 一方、札幌の中心部を開拓した開拓使は、東西南北を決める基準を何にしたか記録が残ってないそうですが、磁北のずれとほぼ一致しているので、方位磁石を基準に東西南北に道路を造ったのだろうと言われています。 だから南4条から6条あたりにかけての接続部分にS字カーブが存在します。 運転台の計器類はリニューアルされて速度計も付いてました。
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最高でも35km/hしか出さなかったようです。 帰りに乗った昭和36年製の市電は速度計がありませんでした。
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電圧計と電流計、圧力計の3つです。 圧力計(ブレーキかける空気なので重要)さえあれば困らないと思いますが。 コンサが昇格したら仲間で貸し切り市電でパーティーやりたいですね。


posted by かもめ |19:08 | 鉄道(船舶・航空機等) | コメント(5) |