2007年12月15日
ホームとアウェイとでの勝率の差は?
昨日、アウェイゴールについて話しましたが、ホームとアウェイとで どれくらい勝敗や得点(失点)に差があるのか、データを分析したいと思います。 まず、勝点率の違いから考えていきましょう。 (上位7チームだけですが) H勝点率 A勝点率 平均 H/A 札幌 2.00 1.79 1.90 1.12 東京 2.13 1.58 1.85 1.35 京都 1.96 1.63 1.85 1.20 仙台 1.75 1.71 1.73 1.05 大阪 2.04 1.29 1.67 1.58 湘南 1.71 1.50 1.60 1.14 福岡 1.63 1.42 1.52 1.15 合計 1.89 1.56 1.73 1.21 これを見ると、セレッソみたいに極端にアウェイに弱く、 ホームに強いチームもある一方、仙台や札幌、湘南、 福岡は、あまり差がありません。 平均するとホームゲームの勝点率は、アウェイの約 2割増しですが、中央値でいうと15%増しですから、 そう大きな差ではないと言えるのでは? と思うのですが、 そうだとしたら、「ホームだから勝て」とか「アウェイで引き分け で満足」というのはナンセンスということになるのかなぁ。 じゃあ、ホームゲームでは沢山得点できるのか、得点(失点) の面から次回、考証していきますのでお楽しみに。
posted by kamome |22:32 | コメント(0) |
2007年12月15日
アウェーゴール制
写真は、03年9月の湘南戦ですが、私のパソコンのデスクトップ背景に 利用しています。(負けゲームだったのですけど) 手前のキーパーは、たぶん、鈴木正人。 そう、今は徳島にいて、ダヴィの珍ゴールを演出してくれたお方。 さて、アウェーゴール制については、説明するまでもありませんよね。 もちろん、私はその合理性を理解してます。 リーグ戦と平行して開催されるカップ戦なら、リーグ戦への 影響を減らすためにも、アウェーゴール制は良いものだと思います。 ただ、次期のディビジョンを決定する、重要な入れ替え戦で これを導入するのには、なんだか抵抗を感じてしまいます。 昨年の入れ替え戦では、得失点差で並んだものの、アウェーゴール制によって、 アビスパが涙を飲んだのは記憶に新しいですね。 昨年の入れ替え戦の第2戦で、終了間際のアビスパのシュートを 神戸の選手が腕でクリアしたように見えたので、(ファールをとっていれば アビスパのPKで、それが決まっていればアビスパのJ1残留だったから)、 余計、アウェーゴールで決定してしまわず、延長戦をやらせてあげたかった という気持ちになりました。 ところで、アウェーゴールとホームゴールは、どれだけ難易度が違うものでしょうか? ホームとアウェーとでの得点・失点の差(比)や、ホームとアウェーとでの 勝ち点率の差(比)を計算して論じたいと思っています。 明日以降披露しますのでお楽しみに。
posted by kamome |06:02 | コメント(1) |