2012年12月11日
ハードロックの衝撃 GFR
以前、「プログレの日々」という投稿を5回連載しました。2008年2月のことです。いつか、「ハードな夜」を書こうと思いながら、もうすぐ5年が経とうとしています。Jリーグのシーズンオフの間に、書いてみましょうかね。なお、基本的に本日から5日間は他の話題の投稿はしません。 ハードロックは、1960年代後期に確立したブルースを基調とした激しく重厚なサウンドが特徴です。同時に、キンキンが強調されたヘヴィメタルロックが誕生し、今日に至っていますが、ハードロックは根強いファンが下支えしているロックのあり方の一つだと思います。ハードロックバンドは、雨後の竹の子どころか、アマゾンの原生林のごとく発生しましたが、今も昔も、私にとってのハードロックバンドは、GFR、ディープ・パープル、そしてレッド・ツェッペリンです。 まずは、最初の衝撃だったGFRです。GFRは、グランド・ファンク・レイルロードの略です。3ピースバンドで、メンバーは、ドン・ブリューワー(ds)、マーク・ファーナー(vo & g)、メル・サッチャー(b)です。彼らのことは、高校の学際で友人が演奏した「ハート・ブレーカー」で知りました。この曲が発表された1970年から数年間は、学祭の演奏曲としては抜群の人気でしたね。イントロからエンディングまで、終始かっこ良い曲ですが、それほどテクニックは必要ないようです。 あらためて聴いてみると、それほど厚みのあるサウンドとは言えませんが、間奏のギターリフとサビのやや甲高く哀愁を帯びたボーカルが、曲の良さを決定付けていると思います。 ちなみに、当時の私は、貧乏中学生だったので、シングルレコードを買うのが常でしたが、とてもこの曲が気に入ったらしくアルバムを買ったのを覚えています。衝動買いの部類ですが、「ハート・ブレーカー」以外では「クローサー・トウ・ホーム」しか覚えていません。 当時、購入した“THE BEST of GRAND FUNK”です。 日本でのみ企画発売された1st~3rdアルバムからのベスト盤。 1971年の来日公演記念盤として東芝EMIが発売しました。 数年前、CDに買い替えました。 ほとんど聴いていません…苦笑
GFRは、1973年にトッド・ラングレンをプロデューサーに迎え、「アメリカン・バンド」や「ロコモーション」などの大ヒットを放ちますが、ポップス傾向が強く、あまり好きではありません。湿った英国的な響きが好きなので、軽すぎて馴染めなかったようです。まさにアメリカン・バンドになっちゃった! ハードロックに目覚めさせてくれたバンドとして永遠に記憶に残ると思います。ちなみに、何度かの解散と再編成を経て、現在もオリジナルメンバーで活動中です。 > Grand Funk Railroad [近況] 2012.12.12 12:12 今朝の体重は76.9kg。 糖質制限ダイエット開始後、初の76kg代 (^_-)
posted by kanchi |19:29 | 音楽・コンサート | コメント(11) | トラックバック(0)