2011年11月02日
三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船
小学生の頃の愛読書は、ジュール・ヴェルヌでした。「地底旅行」、「地球から月へ」、「海底二万里」、「十五少年漂流記」などを読んだ記憶があります。特に、「十五少年漂流記」が大好きで5回ぐらいは読んだと思います。無人島に漂流したいと真剣に考えていました。 そのほか、モーリス・ルブランのアルセーヌ・ルパンシリーズなども読みましたが、アレクサンドル・デュマ・ペールの「モンテ・クリスト伯」や「三銃士」には心躍らせた記憶があります。 前置きが長くなりましたが、先日、ワーナーマイカル釧路で、三銃士の最新作「王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船」を観てきました。 原作に、「ダ・ヴィンチの飛行船」が登場した記憶はありませんが、3Dを意識した空中戦を盛り込むためのストーリーにしたものと思われます。有名な台詞「一人はみんなのために、みんなは一人のために」(One for all, all for one)は登場しましたが、何だか軽い台詞になってしまったのが残念です。 三銃士をはじめ配役は良かったと思います。特に、ミレディ役のミラ・ジョヴォヴィッチ、バッキンガム公爵役のオーランド・ブルームなどの嬉々とした演技は見物です。また、フレディ・フォックス演じるルイ13世のお馬鹿ぶりは、実にお見事でした。 十二分に面白い作品ですが、三銃士の最高傑作は、やはりリチャード・レスターが監督した1973年の作品だと思います。あしからず!!ちなみに2Dで観ました。 2011年米国・英国・仏国・独国合作(111分) 監督:ポール・W・S・アンダーソン 出演 ローガン・ラーマン(ダルタニアン) マシュー・マクファディン(アトス) レイ・スティーヴンソン(ポルトス) ルーク・エヴァンス(アラミス) オーランド・ブルーム(バッキンガム公爵) ミラ・ジョヴォヴィッチ(ミレディ・ド・ウィンター) クリストフ・ヴァルツ(リシュリュー枢機卿) マッツ・ミケルセン(ロシュフォール) ガブリエラ・ワイルド(コンスタンス・ボナシュー) フレディ・フォックス(ルイ13世) ジュノー・テンプル(アンヌ王妃)
posted by kanchi |18:55 | 映画・TV | コメント(2) | トラックバック(0)