コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2009年09月25日

エスター ORPHAN

10月10日公開の映画「エスター」の試写会に行ってきました。会場は共催ホールです。けっこう空席が目立ちました。

まず冒頭の出産シーンが残虐です。オカルト映画かと思いましたが、まあ近いような遠いような不思議な映画ですね。サスペンス・ホラーとなっていますが。

第3子を死産したケイト(ベラ・ファーミガ)は夫ジョン(ピーター・サースガード)と相談し、養子を迎えることにします。そして、孤児院でエスター(イザベル・ファーマン)と出会います。首と手首にリボンを巻きつけ、少し時代遅れのドレスを着た、利発で絵が上手くて大人しそうなロシア生まれの少女。ケイトは彼女を養子にします。

しかし、彼女が来てから、次々と謎めいた事件が起こります。彼女の実子ダニエルとマックスにも危険が迫ります。いったい彼女は何者なのか?悪魔の子か?超能力者か?エスターってエスパーに似たひびきですね!!

次第にエスターに不信感を抱くケイト。しかし、ジョンはむしろアルコール依存症だったケイトの妄想と決めつけます。徐々に明らかになる彼女の正体。彼女は何と…。予想は完全に裏切られました。見せ場はラスト15分ですね。彼女が蛍光絵の具で描いた壁一面の淫らな絵が強烈です。本性を現したエスターの姿形も目に焼き付きます。完全に変です!!

エスター役のイザベル・ファーマンですが、あまりに強烈な印象なので、次回作があるのか心配なほどです。

監督は、「蝋人形の館」のハウス・コジェ=セラ。

原題は”ORPHAN”(孤児)です。


それにしても、ピーター・サースガードのあの眠たそうな目ですが、何とかなりませんかね!


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posted by kanchi |23:20 | 映画・TV | トラックバック(0)