コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2009年04月26日

山下達郎“Performance 2008-2009”in 札幌

4月25日(金)山下達郎のコンサートに行ってきました。会場は北海道厚生年金会館。到着したのが18:00過ぎ、すでに開場していたので、直ぐに入場。まずは、グッズ売り場に直行です。パンフレットと携帯ストラップを購入。Tシャツ、エコバック、タツローくん卓上カレンダーは断念しました。懐が・・。

私の席は10列28番(真中が33と34番)。かなり良い席でした。ステージまで10メートルぐらいかなあ。ステージは、左右をビルに挟まれたルーフトップをイメージしているようです。達郎の左横に四角錐の天窓もありました。奥には、摩天楼のセットがあり、ステージの右側に大きなビルボードが・・。反転すると、「TATSURO YAMASHITA 08-09」が電飾で輝きます。

さて、18:35頃、メンバーがステージ奥のドア(見た目はドアではありませんが)から登場しました。もちろん、万雷の拍手。6年ぶりのコンサートは、“Sparkle”で幕を開けました。最初の2曲は、音割れが気になりましたが、その後、修正したようです。

ステージ向かって左から、柴田俊文(Keyboard)、土岐英史(Saxophone)、佐橋佳幸(Guitars)、小笠原拓海(Drums)、山下達郎(Vocal&Guitar)、伊藤広規(Bass)、難波弘之(Acoustic Piano&Rhodes)、難波さんの後方にBackground Vocalの国分友里恵、佐々木久美、三谷泰弘が並びます。

まず、演奏のクオリティの高さとアンサンブルの素晴らしさに感動。56歳の年齢であの声を出せる達郎に感激。月並ですが、全員上手過ぎです。来て良かったと実感しました。実は、今回のコンサートは一人参加です。チケットぴあの先行抽選予約をするとき、面倒なので1人で申し込みました(笑う)

今回のコンサートのセットリストは完全に鉄板です。達郎は、初日の公演からブログなどに掲載する場合は、これから観る方のために配慮してと言っていましたが、初日の翌日にはセットリストが掲載されていました。私は、それを観てから出かけたので、だいたいの流れは分かっていましたが、いざステージが始まると興奮と感動で、吹っ飛んでしまいました。

個人的に聴きたい曲もありましたが、贅沢はいえません。大変満足です。アンコールで“Circus Town”もやってくれたし。生で聴く一人ア・カペラは素晴らしすぎて・・。

佐橋さんのギターはキレキレでした。小笠原君のドラムには驚嘆です(ドラムソロの時、佐橋さんを始めほかのメンバーが感心していました)。第2キーボードの柴田さんのハモンドオルガンの音色とアドリブに感激でした。あと、職人技の達郎のカッテングやほかのメンバーにも感動です。

Your Eyesを歌い終え、深々と頭を下げる達郎に拍手は鳴り止みませんでした。

終了が21:55。3時間20分の充実のステージでした。感謝です。


[Set List]
01 Sparkle
02 Jungle Swing
03 Blow
04 Donut Song
05 夏への扉(The Door Into Summer)
06 ついておいで(Follow Me Along)
07 Paper Doll
08 さよなら夏の日
09 Forever Mine
10 バラ色の人生(La Vie en Rose) (ア・カペラ)
11 Chapel Of Dreams(ア・カペラ)
12 Have Yourself A Little Merry Christmas(ア・カペラ)
13 We Wish You A Merry Christmas~クリスマス・イブ
14 蒼氓
15 Get Back In Love
16 Bomber
17 Let's Dance Baby
18 高気圧ガール
19 Ride On Time
-Encore-
20 ずっと一緒さ
21 アトムの子
22 Down Town
23 Circus Town
24 Your Eyes(ア・カペラ) 

posted by kanchi |19:38 | 音楽・コンサート | トラックバック(0)

2009年04月26日

山下達郎“Performance 2008-2009”in 札幌 MC編

達郎のMCです。間違いがあるかも…。

■セットリスト
「早いもので、今年で芸能生活34年を迎えました。この長い芸能生活でも、ニューアルバムのプロモーションではないツアーは2回目です。“ソノリテ”が発売されてからすでに4年も経っています。そのため、セットリストにはかなり悩みましたが、良いとこ取りの選曲にしたので、初めての方にも何度も来て頂いている方にも最高のステージをお届けしたいと思いますので、楽しんでください。」

■なかなかツアーができなかった理由
「Ride On Timeでブレイクするまでに4年かかりました。以後、毎年コンサートをやってきて、多い年には70本。当時、地獄のツアーと言っていました。録音がアナログからデジタル化され、思うような音作りができず、何とか上手く行くようになったと思ったら、今度は、録音がハードディスクになり、これがまた厄介なのもで、なかなかツアーに出られませんでした。」

■ツアーメンバー
「コンサートのメンバーは10人と決めています。しかし、6年のうちにほかのミュージシャンに3人取られてしまいました。返してくれなどと言うと血の雨が降ってしまいます。でも、新たに2人の素晴らしいメンバーにめぐり合えました。ドラムスの小笠原拓海君は、山下洋輔さんと一緒にやっていた天才ドラマーです。若干24歳。ウチの娘と同じ年なので、新しい息子ができたみたいです。ちなみに札幌出身です。第2キーボードに柴田俊文さん。色々なミュージシャン(名前をあげていましたが忘れました)のツアーにも参加しています。今回のバンドは非常に気に入っています。幸い声も出るので毎年コンサートをやりたいと考えています。札幌は主要都市なので必ず来ます。」

■年齢
「最初は不安もあったツアーも残り5本。声は出るので安心しましたが、やはり記憶力の衰えはどうしようもありません。今は、プロンプターという便利なものがあります。モニターの画面に歌詞が流れるようになっているもので、下を見ながら歌っている方は、プロンプターを使っています。これが一度使ったら後戻りできません。私は絶対に使いません(笑)」

■ツアーのきっかけ
「今回のツアーのきっかけですが、大阪フェスティバルホールの解体が発表されて以来、ずっと反対していました。一介のミュージシャンがいくら騒いでもお役人の力には及ばず、結局、解体が決まりましたが、12月に4日だけ達郎のためにホールを開けてくれるということになり、どうせならツアーをやろうということになりました。当初は、33都市47公演。明日(26日)の札幌が千秋楽でしたが、沖縄が2回追加になりました。49回は縁起が悪いので、中野サンプラザを追加して50回にしました。」

■Forever Mineを歌う前に
「北海道厚生年金会館も取り壊しの危機に瀕していました。私にとって、このぐらいのサイズのホールが壊されるとやるところがなくなるので、絶対になくさないでください。今は札幌市が管理しているのかな。大阪フェスティバルホールの神様に感謝を込めて捧げた歌を北海道厚生年金会館の神様にもささげます。」

■ア・カペラ
「多重ア・カペラについて、よくピッタリ合いますねと言われますが、リズムボックスを聴きながら何十回と音取りしています。けっして機械で調整するなどのズルはしていません(笑)」

■クリスマス・イブを歌う前に
「クリスマスの時期になると、同じマンションの住民から山下さん忙しいでしょうと言われますが、忙しいのは歌(クリスマス・イブ)で私は忙しいわけじゃありません(笑)」

posted by kanchi |18:30 | 音楽・コンサート | トラックバック(0)