2007年02月06日
映画:the PURSUIT of HAPPYNESS(幸せのちから)
映画の感想です。コンサの話題はありません。 3日早朝(9:10~)、シネマ太陽函館でウィル・スミス主演の映画「幸せのちから」を観てきました。実に4ヶ月ぶりの映画館でした。 作品は、TVで予告編が大々的(?)に放送されているので、ご存じかも知れませんが、スミス演じるクリス・ガードナーが破産の憂き目から幸せをつかむまでを描いています。時代は1981年、当時流行していたルービックキュービックが幸せのアイテムです。 ところで、 あなたは妻に愛想をつかれたことがありますか。 家賃が払えずアパートを放り出されたことがありますか。 口座を差し押さえられ破産したことがありますか。 駅のトイレで我が子を抱きしめて眠れぬ夜を過ごしたことがありますか。 そして、努力が報われて幸せを手に入れたことがありますか。 この作品は実話を基にしているそうです。幸せは決して向こうからやっては来ないものです。幸せは、追い求めてつかみ取るもの。原題の意味は「幸せの追求」です。映画の善し悪しは、ラストシーンでほぼ決まると思っている私にとって、この映画のラストシーンは実に素晴らしいものでした。 クリスは、息子と一緒に暮らすため死にものぐるいで働きます。妻と別れたことで、すべてを背負い込んで生きる姿が何とも複雑な気持ちになります。クリスの息子クリストファーを演じているのは、ウィル・スミスの実の息子です。良い役者です。将来が楽しみです。 原題のthe PURSUIT of HAPPYNESSのHAPPYNESSのスペルは間違っています。なぜ、IではなくYなのか、この映画を観れば、その理由が分かります。(深い意味があるのかないのか、人それぞれだとは思いますが。) 監督:ガブリエレ・ムッチーノ 出演:ウィル・スミス(クリス・ガードナー)、ジェイデン・クリストファー・サイア・スミス(クリストファー) 評価:★★★★☆
posted by かんち |12:18 | 映画・TV | コメント(0) | トラックバック(0)