2011年12月15日
12.3FC東京戦観戦記
あれから10日以上も経っているのに昇格の翌日から出張だったりパソコンが壊れたりなどで更新が遅くなりました。今更ですがごめんなさい。 12月3日 既にシニアや学生など一部の当日券を除いて前売り完売は知っていました。 過去に厚別での浦和対決で当日券の販売も無かったことを教訓に、事前に前売り券は購入していました。 これがその後間もなく完売するとは誰が予想したでしょうか?早めに買っておいて良かったです。 前日の昼はこんびに。さんが紹介した中のお店で美味しいカツカレーを食べて弦を担ぎ、札幌市内で仕事を済ませて帰宅。 前夜は帰りが少し遅くなりましたがコンアシなどの情報番組をチェック、 その後は寝酒程度!?は飲んだのですが結構緊張していてあまり寝られなかった様な気がします。 目覚ましの助けを借りながら気合で起き上がり支度を済ませ、満員になることが予想されていたので前回の昇格時と同様に朝一番早く到着する列車で札幌を目指す。 新しくなった札幌駅西側のキヨスクで朝食ビールとサンドイッチを仕入れて東豊線へと向かう。 (実は家を出る前にクラシック1缶空けてますw) 8時半頃ドームに到着しましたが、ファンクラブ先行入場の恩恵を受けて北3ゲートの割と前方に場所取りが出来ました。 待ち時間は長く感じましたが、1時間半くらいは我慢すればいい。風が無くてよかった・・・ 「俺たちの街の誇り、さあ行けよ札幌! 俺たちは歌うのさ、赤と黒がある限り!」 10時に先行入場となり、この歌を口ずさみながらゲートへ行進。 自分が大好きな通路に面した席を確保に成功! 通路際だと自分が移動するにも気を使わなくて良いですからね。 席取り後はドーム内を探検。 JR北海道ブースにいた岡山選手に気合を入れて応援することを誓い、 赤い羽根ブースでコンサドールズのメンバーに励ましの声を掛けたりなどしてました。 その中ですごく驚いたのは、北どころか南ゲートでも一般入場開始から時間が経っているのに入場列が整理されていて、並んでいたサポーターが中々入れない様子を目撃したことです。 確かにトイレからスタンドに戻るにも、戻るのが大変なくらいの人と擦れ違いました。 今までに味わったことのないドームの観衆に気が付いた瞬間です。 選手のピッチ練習から我々サポーターは戦闘モード、 最終戦だから・・・という事を抜きにして最初から飛ばしていきました。 人文字はビッグフラッグに覆われていたのでわかりませんでしたが、それが捲られると華麗な赤と黒の縦縞になった客席を見ることが出来ました。これには感激しました。 試合はまるでコンサはFC東京の練習台?と思わせるようなシーンも見受けられましたけど、相手に名前負けしている様子など微塵も感じられず自分たちのサッカーを目の前で見せてくれました。前半の内に2点も取れたのは非常に大きかったです。 得点シーンは展開から見て2点とも決めてくれる予兆はありました。 10年近くスタジアムで観戦していたら、何となくでも「これは行ける!」と感じるようになるのは不思議ですね。 (失点も同様にですが・・・) しかし、サッカーの神様は試練を与えてくれました。 残り10分のところで失点。 そう簡単には勝たせてくれません。 徳島の結果次第では昇格できないかもしれない。 相手の攻撃力を考えると追いつかれることも頭に過ぎりました。 前半0-0の経過は知っていましたが、何にせよ勝って終わらなきゃダメなのです。 この試合は昇格が掛かっている。 相手は強敵FC東京。 厳しい試合になるものと予想は出来ていたし、珍しく試合の1週間前から緊張していました。 でも勝てる!勝つ!のではないかと、それしか考えられませんでした。 負けることを考えていたらアントニオ猪木の張り手が飛んできますからね。 岡山選手が移籍してきたときに発していた言葉 「サポーターが勝たせてくれる試合は必ずある」 39243人も入った超満員の札幌ドーム 相手サポを除いて一体感に包まれた雰囲気 これ以上ないサポーターの後押しで選手にプレッシャーを与えることなく、守備に攻撃に勝利を目指して最後まで戦っていました。 ロスタイム終了間際の「We Are SAPPORO!」のコールと手拍子 今までこんな歓声聞いたことがありません。 鼓膜が破れるかと思いました。 試合終了を告げる笛が響き、まずはコンサが勝ちました。 とにかく試合には勝った、まずは勝ったことを喜びました。 ただ、その時点では試合に勝っただけで昇格が決まったという訳ではありません。 試合中は携帯の電源を切っているので相手の試合結果はまだ知らない状態です。 (余談ですが試合中に携帯をいじる暇があるなら目の前で戦っている選手を応援しろと言いたい。) ピッチでは選手がはしゃぎ、周りでも結果を知ったサポから歓声が上がるなどしていました。 前半の経過から見て「勝てば大丈夫だ」という自信は持ってました。 確信に変わったのは大型ビジョンに映し出された石崎監督と、藤井アナウンサーが発した「昇格インタビューです!」との言葉でした。 場内は拍手に包まれましたが何か物足りない。 テレビを見ていた方でしたら他会場の結果はご存知だったと思いますが、ドームにいた殆んどはこの時点で知らされたのです。 出来ればインタビュー前に岡山の結果と「J1昇格決定!」を場内のサポーターに向けて知らせて欲しかった。 超満員のサポーターがワーッ!と歓声を上げて、そしてインタビューへという演出があってもよかったんじゃないかなーと思います。 今回の昇格は、涙が出ませんでした。(試合中に少しうるっとなりましたが) 歳とともに涙腺が弱くなっているはずなのに、どうしてだろう? 前回昇格時からの時間が短かったこと。 昇格は嬉しいけど、J1に定着するためには昇格降格を繰り返して欲しくないという思いが強かったこと。 そしてここから先はまだまだ厳しい戦いが控えているということ。 いろいろな要素があったと思います。 石崎監督もインタビューで、「J1昇格は通過点、ここからがスタートである。」と発言されていました。 恐らく来季も指揮を執ってくれることでしょう。 J1に上がるとより厳しい戦いになるのは間違いないし、身の丈に合わせつつJ1に居続けられるチーム作りは並大抵のことではありません。 監督・選手・そしてサポーター 仲間を信じて皆が戦って行けば不可能ではないと信じています。 改めて監督・選手の皆さんへ、本当にありがとうございました。 12番目の選手としてともに戦った赤黒勇者の皆さん、昇格おめでとうございます。 FC東京およびサガン鳥栖のサポーターの皆様もおめでとうございます。 J1昇格だけで満足せず、定着に向けてこれからもサポートして行きましょう。 帰り道、地下鉄大通駅では既にお祝いの弾幕が張られていました。 ちょっぴり嬉しく思えた瞬間です。 今回は翌日からの出張に備えて札幌で1泊しました。 ホテルのテレビで昇格特番や夕方の道内ニュースをチェック。 その後のひとり祝勝会ではサッポロクラシックの美味しさと、 白い恋人チョコレートドリンクの甘さを実感した一夜でした。 最後に、これだけ多くのサポーターを纏め上げてくれたコールリーダーへ、 努力を称えて最大級の賛辞を送ります。 「今までの中で、一番素晴らしいリーダーです。」
posted by kagayaku |19:29 | コンサ | コメント(2) |
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この記事に対するコメント一覧
Re:12.3FC東京戦観戦記
お疲れ様でした。カツカレーどこのお店に行ったのでしょうかかね。最終戦は私も参戦しておりましたが、すごくネガティブに見ていました。特に1点返されたときは気持ちもどん底でしたw でもさすが選手は落ち着いておりましたね。コールリーダーも素晴らしかった。
posted by こんびに♪| 2011-12-17 13:33
Re:12.3FC東京戦観戦記
こんびにさん、コメントありがとうございます。
昇格の条件が徳島ほど追われていませんでしたし選手とサポーターの雰囲気も凄くよかったので、割とポジティブに見ていました。でも1点返された時はヒヤヒヤしましたよ・・・
カツカレーはすみだ川さんです。どちらかというとデミグラスソース入りの欧風カレーよりも立ち食い屋の家庭風カレーの方が好みなので、おそらく好みは自分と同じかもしれません。こんびにさんの言っていた意味が少しわかった気がします。
posted by kagayaku| 2011-12-18 09:11