コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2019年01月08日

二つの  『 嘘 』         

1月7日の朝日新聞と読売新聞に、出版社の「宝島社」が『嘘』に関する
広告を全面の見開きで出していました。
形式、テーマは、同じでも違う広告です。
両紙を見て、感じるところがあったので、ここに書き留めることにしました。


【朝日新聞】 石油まみれの海鳥の写真を背景に次の文

嘘つきは、戦争の始まり。

「イラクが油田の油を海に流した」
その証拠とされ、湾岸戦争本格化のきっかけとなった一枚の写真。
しかしその真偽はいまだ定かではない。
ポーランド侵攻もトンキン湾事件も、嘘から始まったと言われている。
陰謀も隠蔽も暗殺も、つまりは、嘘。
そして今、多くの指導者が平然と嘘をついている。
この負の連鎖はきっと私たちをとんでもない場所へ連れてゆく。
今、人類が戦うべき相手は、原発よりウイルスより温暖化より、嘘である。
嘘に慣れるな、嘘を止めろ、今年、嘘をやっつけろ。


【読売新聞】 ローマの「真実の口」の写真を背景に次の文

敵は、嘘

いろんな人がいろいろな嘘をついている。
子供の頃から「嘘をつくな」と言われてきたのに嘘をついている。
陰謀も隠蔽も改ざんも粉飾も、つまりは嘘。
世界中にこれほど嘘が蔓延した時代があっただろうか。
いい年した大人が嘘をつき、謝罪して、居直って恥ずかしくないのか。
この負の連鎖はきっと私たちをとんでもない場所へ連れてゆく。
嘘に慣れるな、嘘を止めろ、今年、嘘をやっつけろ。



全国紙は他にもあるのに、なぜ2紙だけ?
広告主(宝島社)が、2紙にしか依頼しなかった?
毎日新聞・日本経済新聞は、紙面調整など折り合いがつかなかった?
つまらないことが、ちょっと気になってしまいました。

posted by k-hero |21:54 |