コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2017年05月26日

サッカーのけがで損害賠償 どうなるの?

表題の記事が新聞に載っていました。
先ずは、その記事内容を紹介

【5/23 朝日新聞 ニュースQ3】 より抜粋
 サッカーの試合中、接触プレーで足を骨折した選手が裁判を起こした。
 発端は、趣味でプレーする人が多い東京都社会人4部リーグ。一審判決
などによると、男性が蹴ろうとした左足に、相手選手のスパイクシューズの
裏が接触した。ファウルにならなかったが、男性はすねを骨折し、手術など
で計1カ月間入院。2015年、相手選手らに約690万円の損害賠償を求めて
提訴した。
 昨年12月の東京地裁判決は、「退場処分が科されることも考えられる行
為だった」として、相手選手に慰謝料や治療費など約250万円の支払いを
命じた。相手選手側は不服として控訴。
 日本サッカー協会の基本規則は、例外を除き、加盟する団体やチーム、
選手に対して「サッカーに関連した紛争を通常の裁判所に提訴してはなら
ない」と国際サッカー連盟に準じて定められている。都社会人4部はアマ
チュアリーグだが、協会への選手登録が必要。規定に沿えばルール違反
といえる事例で、賠償を命じられたことは周囲を驚かせた。
 協会のある幹部は「Jリーグでこれをやり出したら、プロの試合として成り
立たなくなってしまうのではないか」と懸念する。Jリーグによると、けがを
した選手が相手選手に対して裁判を起こしたケースは聞いたことがないと
いう。

Jリーグにおいても、怪我をした当人にとっては、サッカー選手生命を左右
する重大事である。
その怪我の原因が、相手の故意による(怪我につながると思いながらの)
ものだったとしたら、怪我をさせられた方は納得できないはずだ。
それにより、損害賠償の請求するのも理解できる。
そこで問題なのは、故意か否かの判断である。真を知るのは、当事者
本人だけであるが、結果として、第三者に判断を委ねることになるからだ。
試合でのファイトあるプレーとラフプレー違いの判断にもつながる。
サッカーファンが楽しみの一つにしているは、ファイトあるプレーである。
その様なプレーを無くすようなことにだけは、決してして欲しくない。

結局、これからも、安全で気迫あるプレーを望むしかない!


posted by k-hero |06:09 |