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2017年10月25日

選挙あれこれ

小池さんの性格、結構好きだったんですが、今回は、後始末がらしくない感じ。
もっと竹を割ったような気持ちよさを期待してたんですが。
小池さんを責める落選した党員もいますが、それはまあ、自分が党を選んだという責任もあるわけで。
やはり、都知事をしながら党を立ち上げたときに、もう少し、考えないといけないこともあったんでしょうね。
時間も短かったし。

時間といえば、アメリカの大統領選挙は、それに比べると気が遠くなるほど長い時間かけて選ばれますが、どっちがいいのか?

あれだけ長いと、お金もかかるだろうし、そうなると、金持ちしか政治家になれないってことになるし(あ、でも、日本の選挙でも結構そうかも)、あまりに選挙運動の方に目が行って、現役の大統領の存在を忘れてしまいそうになりますが、でも、時間をかければ、候補者の良いところも悪いところも出尽くしてしまいそうで、そう考えると悪くないかも。

どっちにしろ、今回は短すぎ。

しかし、それで民主党が2つ(3つ?)に分かれて、主義がはっきりしたのは良かったです。
枝野さんは、3・11の頃から、信じられる政治家だと思えていたので、なんとか、ブームで終わらず、続いてほしいです。

それにしても、今の若者って、断然保守的なんだと、改めて実感しました。
もっとも、私もはじめての選挙のころなんて、どこの党がどうのとかよくわからないままでなんとなく投票。
年を経て段々と自分の考えもできてきて、政党を選ぶようになったんですが、そうやって変わっていくものかもしれません。

そして若者とは正反対で、話題にはならなかったですけど、高齢者の投票ももっと考えたほうが良いと思います。
若者の場合は、選挙に行く、行かないは、関心のあるなしが大きく作用すると思いますが、高齢者の場合は、行く行かないでなく、行ける、行けない。

行きたくても、関心があっても、投票所まで歩いて行けない。
今でも、投票所は増えているのでしょうけど、もっと、病院やスーパーや、巡回や、気軽に投票できる場所がないと、せっかくの国民の権利を行使できずに取り残された気持ちになってる高齢者も多いと思うんです。
よく、1票の価値が問われますけど、こういう不平等も鑑みるべきでは。

今回の選挙は予想通り、自民党の圧勝になって、9条がどうなるのか、将来にわたっての日本の平和って大丈夫だろうかと思うのですが、安倍さんは、議論をしていくけど、最終的にはすべての納得行くようには行かない、それが政治だと言ってました。

「それが政治」と決めてしまうのが、、またまた心配のたねに思えます。
「それが政治」で終わらせるのが、民主主義とは思えないんですが。
民主党時代をにべもなく否定する政治家や政治評論家もいるし、それが今の風潮のようにもなってますが、1党では決められない、ほかの党との話し合いを余儀なくされていた、あの時代は、そんなに悪くなかったのでは、と私には思えるのですけど。

posted by じゅうよっつ |20:14 | 考えごと |