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2016年10月10日

ロッカールームの冗談

アメリカ大統領選の、クリントンさんとトランプさんのディベートを、昼食の準備をしながら聞いてました。

互いに相手をけなす、けなされた方はそれを否定する、その繰り返しといってもいい感じで、このままじゃ、どっちもいやだなあ(もっとも、アメリカの選挙権があるわけじゃないですから、関係ないですが)、なんか建設的な話を聞きたいものだと思って聞いてました。

先日から話題になっているトランプさんの女性蔑視の発言については、やはり、どのように受け答えするのか、気になってました。
その答えが、上のタイトル。
その後すぐに、国の安全問題に話題転換したところは、思わず失笑してしまいました。

遠い昔学生時代、試験問題が、勉強したところと違った場合、「それはともかく・・」と勝手に問題をすり替えて自分の知ってることを書きまくる・・・それでOKという優しい先生がいましたが、それを思い出したんです。
トランプさんの場合、周囲のブレインもまじえて、ちゃんと準備したでしょうに、その結果にしては、お粗末だなあ。

この言葉、今年の流行語になったりして。
何か問い詰められると、「それはロッカールームの冗談です。(それはさておき)・・・・」とやる。

でもまあ、政治家の答弁ってのは、多かれ少なかれそういうものかもしれません。
どうやってうまいこと自分の汚点を多くの人に納得させながら隠すか、あわよくば、相手が悪い方向に納得させるか。
私にはむしろ、謝ってしまうというほうが、楽に思えるんですけど、それじゃやっていけないか。

過激な発言や大言壮語すると、民衆受けはいいし、インパクトも大きいでしょうが、そういう政治家って、結構そのあと、しおしおのパー(古っ!)になること多いですよねえ。
本人はそれでもいいでしょうが、後始末をするほうはまた1からやり直し。
迷惑をこうむるのは民衆なんですよねえ。

最後の一般からの質問はよかったですね。
「何かポジティブな話をしてください」
グッドクエスチョン!

posted by じゅうよっつ |13:57 | 世間 |