2016年02月18日
失言では済まされないと思う
言葉というのは、正直なものです。 普段考えていることが、普段使っているように出てくるものです。 丸山議員と聞いてすぐにはピンとこなかったんですが、顔を見てあ~! 昔はやったテレビ番組に出ていた弁護士さんでしたね。 あのころは、ほかの弁護士さんが議論白熱していても、割と穏やかで、当時は随分まともな人だという印象でした。 それが、あの発言。(書くのも躊躇してしまいます) びっくりしました。 というか、日本の国を代表する政治家があんな発言をするとは、ちょっと信じられないです。 その発言撤回で、差別を意図して言ったことではないので、と言われてました。 そうかもしれません、いやそうなのでしょう。 でも、それならいい、という立場でないことはご自分もわかっているはず。 また、結果として”尊敬”していることを言いたかったのだということで、たしかにそういうことだったのでしょうが、あんな言葉(言えません!)を平気で言えること自体、相手への尊敬も気遣いも見えていません。 表現って、弁護士のお仕事でも、必要不可欠だったのでは? 日本は、差別ということにあまり大騒動なくやってこれたと(無いわけではないですけど!)いういい意味(そうとも言えない?)にとれるかもしれませんが、発言は、差別と闘ってきて、今も苦しんで闘っているオバマさんやアメリカに対して、大変、大変失礼なことです。 同じ日本人として恥ずかしいです。 海を渡った向こうにそのニュースが伝わっているのかどうかはわかりませんし、それを取り上げるか、そんな無知な発言は取るに足りないと捨て置くかは別にして、相手を傷つける発言にかわりはありません。 謝るのは、ほかの国会議員や日本国民に対してではありません。 アメリカや大統領に対して。 相手がどう取ろうが真摯に謝らなければいけないひどいことをやったのだという自覚がないのが、常識を疑ってしまいます。 テレビに出てた頃は、そんな人とは思えなかったんですけど・・。 本人が自覚しないのなら、党として、謝らせるなり、責任を取らせるなりしないと、日本は差別に寛大(もちろん皮肉で)な国と、公表しているようなものです。 ことの重大さをもう少し自覚しないとまずいんじゃないかしら。
posted by じゅうよっつ |19:39 | 世間 |