2015年09月04日
やめる勇気
山登りの時によく、やめるのも勇気という言葉を聞きますけど、客観的に考えるとそうは思っても、自分がそういう状況になったときにやめると決断するのは、なかなか難しいのではないかと思います。 オリンピックも、”おもてなし”なんていうはやり言葉を作った開催国立候補のときから、まるでパーティのような盛り上がりでスポーツ選手だけでなく、いろんな人を巻き込んで、お祭りのようにやってきたのに、ここに来て、競技場やロゴや、行き詰まりがでてきました。 まあ、山登りでも行事でも、やろうとするとそれなりに障害はでてくるものでしょうが、今回のオリンピックに関しては、そこまでしてやるかという思いの方が私は強いです。 今、オリンピックを開催しようとするのは、風邪をひいたまま、予定通り海水浴にいこうとするようなもの。 日本は、健康かというと、そうじゃないでしょう。 少なくとも、福島に住んでいるとそう感じます、健全じゃない。 どうしても、お祭りをやる意義を見いだせません。 東京開催を願うスポーツ選手や純粋にそれを願って応援してきた方々に罪はないと思ってましたが、今は、それに関わった方々すべてに、そのこと考えてほしい、その責任はあるんじゃないかと思ってます。 やめることは恥ずかしいことじゃない。 何とかやろうとするだけでなく、やめるという選択肢もあることを思い出してほしいです。 追記ですが、やめるということに関して言えば、安保法案はもっとそうですが!
posted by じゅうよっつ |22:30 | 考えごと |