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2014年09月08日

若者たち

2014年版でなく、昔の、白黒のほう。
今、CSであってる(ただしくは、あってた&また始まる)んですが、なにげに見始めて、なにげに見続けています。

濃いんです。
これがよくテレビドラマでできたな、と思うくらい。

タイトルから、思春期の悩みとか、大人とのぶつかり合いとか、そういったことを想像していましたが、まとめてしまえばそういうことですけど、その悩みが直前の戦争や、政治や、民族の対立や、そういうものと関わっていることが多く、それを真正面から受け止め考える姿に、そうか、当時はこういうふうだったんだとわかり、登場人物のセリフの一つ一つがとても興味深いです。

これを見ていると、わずか50年前のことなのに、日本はこんなに変容したんだと、思わずにいられません。
暗くて重いので、始めの頃は、やっぱり見るのやめようかと思いながら、見ているといつの間にか引きつけられて、そのまま見てしまってます。

今作った50年前の日本の物語でなく、当時作られた当時の物語であることが、いっそう説得力を持っています。
見る人によって違うでしょうけど、”若者たち”からすれば倍ほどの年が行っているのに、私の場合、たいてい共感を覚えます。(というか、教わってる感じ)

当時の若者って、ずいぶんと大人だったんだなあと思います。
(あ、別に今の若者がどうこうと言いたいわけではありませんよ!)
すごいドラマだ。

posted by じゅうよっつ |20:16 | テレビ |