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2013年09月15日

こんな日もある

フェホ選手のシュートは映ってなかった!!けど、確かに、前田選手は今日も匠のシュートで魅せてくれたし、ウッチーのも気持ちのこもった、らしいシュートだった。
ほかにも上原選手の力強いシュートとか、上里選手の磨きの掛かったミドルとか、面白いシーンは多々ありました。

でも、なあんか、チーム全体としてうまく機能してないような気がしてしようがなかったです。
割と簡単に抜かれてましたし、ボールがとれない時間帯が多すぎました。

結果の4対3からみれば、点の取り合いの試合だったといえるのでしょうが、そんなにエキサイトして観戦してたかというと、正直、そこまでではなかったんですよね。

何が原因かはTVからはわかりませんでしたが(今日の放送は肝心なところが映ってないんですもん!)、何度かあった揉め事にも、気持ちがダウンしてしまいました。
一生懸命なのはわかりますし、コンサの選手の人柄から言って、そう理不尽なことを言ってる訳ではないと信じてますが、ここは、プレーで示すしかないですもんね。

台風のせい、ということにしましょうか。
ほら、台風クラブって言う映画あったじゃないですか。
気候の変動は、人の行動や気持ちを普段とは違うものにさせるのかもでしょ?

追伸:今日の栃木のグラウンドを見て、これを思い出しました。(おいしそ~!)

posted by じゅうよっつ |22:07 | コンサ |

2013年09月15日

セルビア対クロアチア

BSの「W杯予選のもっとも熱い日~セルビアVSクロアチア」をみてました。
この試合に向かっての、セルビア人のサッカー少年、チームに人生を捧げてきた老サポ、セルビアとの戦争で多くの傷病兵を介護したクロアチア人の画家・・・背景に激しく残るクロアチアとセルビアの民族の対立。

セルビアはかつて、アメリカをバックにしたクロアチアから迫害された歴史があり、セルビアチームの監督も、それまで民族の違いさえ感じたことがなったのに、クロアチア軍(親友)にある日突然銃を突きつけられた経験がありました。

しかし、フェアプレーの宣誓さえブーイングのおこる、そんなかつての恨みつらみを大いに含んだ応援にもかかわらず、度重なるクロアチアのファウルにも、決して挑発に乗らないセルビアの選手たち。
監督も選手を押さえ、選手もこらえて、倒れた相手に声をかけ手をさしのべる選手さえいました。

結果は1対1の引き分け。
最後は、選手同士握手~普通の光景だけど普通じゃない。
そんな選手たちのプレーを見ていて、少しずつ、試合を見ていた周りの人間が変わっていく、1つの試合が、見る人のこんな根深い思いさえ変えることが出来るなんて、選手たちが、引き分け以上のすばらしいプレーをみせ、決して誰もが出来る事ではない、何か大きなメッセージを多くの人に伝えてくれたということなのは確かでした。

憎しみに対して憎しみを返すのは、新しい憎しみしか生まない。
しかし、試合で感じるものがあったクロアチアサポの画家の方のように、興奮する周りのサポーターに「いい試合じゃないか」と笑顔でなだめる風景は、周りをも静かに、穏やかに変えていきました。

これは、私たちも学ばないといけないことだと思いました。
尖閣諸島に入った、入るなと、やった、やられたのバカの1つ覚えのような対処方法だけが、お隣とつきあう賢明な方法とは思えません。
それで、たとえ、どちらかの国に軍配があがったとしても、その恨みは、子々孫々に伝えられるんです、終わることはありません、また新しい対立が生まれるだけ。
そんな悲しい遺産を未来に伝えていくなんて、恥ずかしい。

対立や戦争は、一部の人間の心に住み着いた悪魔がおこすけど、それはやがて、その犠牲となったそれまでは悪魔などいなかった多くの人間の心までむしばむようになります。
でももし、セルビアの選手のように、多くの人間が注目する人たちが、姿勢を改めれば、それを見ている多くの人の心を穏やかにすることが出来るんです。

不正(と思うことに対して、ほんとにそうだかはわかりません)と戦うことが正義に思えそうですが、本当に正しいのは、そんないつまでも続いていく対立をますはじめに止めることが出来る人、国。
襟首をつかまれたら、相手の襟首をつかむ人や国ではありません。

そして、福島の原発事故とオリンピック東京開催をもじって3本足の相撲取りを描いたフランスの漫画に、政府として抗議するとか。
まじめに考えるのは大切なこと。
だけど、まじめに正面からぶつからない方法を考えるのは大切です。

問題はないと思うのなら、何を言われても、平気なはず。
こちらもあははと笑っていればいいだけのこと。
ムキになるのは、みっともない、手段がそれしかない、余裕がないと認めているようなものです。

ユーモアは、いろんなことをうまく回す潤滑油になるはず。

尖閣諸島あたりで、そんなにお金があるなら、東北に使ってもらえないだろうかと思うような、効果のありそうにない警備をするなら、ただ出て行け、でなく、むしろ「歓迎」の旗を揚げて、一緒に中華料理でも食べる方が、よほど解決の道に近づく気がしますが。


さてさて、問題は今日の台風。
旦那は東京へ出張中。
栃木は福島から行ける距離ですが、今日も録画見になりそうです。
はたして、試合はできるのでしょうか?

posted by じゅうよっつ |11:47 | 考えごと |