2012年06月01日
なんかおかしい話ばかり
北九州市が東北のがれきを受け入れることについて、出身者であり、現在は東北に在住する者としては、誇らしくかつありがたく思って見ていました。 もちろん、市民全員に賛成されているとは思いませんでしたが、びっくりしたのは、反対運動をしている人の中には、その東北から北九州市に避難してきて、運動に参加している人も結構いるとか。 放射線を避けて北九州まで避難してきたのですから、ここまで来てそんな心配したくないという気持ちは当然といえば当然ですけど・・・。 でも、これって何?って思います。 別の避難先でも、そういう運動に関わっている人がいることは、聞いたことがありましたが、避難先で反対運動している東北人ってどんな思いなのかしら? ちょっと不思議です。 自分さえ良ければ、自分の残してきたふるさとはどうでもいいってこと?とさえ考えちゃいます。 福島には、まだまだ(これもびっくりなんですけど)、放射線について、人目を引くことを第一に報道したマスコミの情報を鵜呑みにしたせいか、”覚悟を決めて”住んでいる人もいます。 どれくらいかはわかりませんが、そういう人達は、「もう自分たちはいい」と半分諦めて暮らしているみたいです。 放射線について仕入れた知識を話してもっと安心してもらおうとしても、絶対に危ないと頭から信じこんでいるので、理論的に話そうとしても頑として受け入れてもらえません。 何度かそうやって、本来しなくてもいい嫌な思いをしたので、もうこちらも諦めが早くなりました。 お年を召した方のほうが特にそんな感じです。 これは、原発事故当初から、いろんな情報が交錯した後遺症なのだと思います。 マスコミは、もっと、慎重になるべきでした。(今でも!) ところで、危険だと信じて、8万円(東電から福島市民に払われた賠償金~妊婦さんや子供を除く)を受け入れるなんて、いくらなんでも人が良すぎです! 本当に福島市がそんな危険な場所だったとしたら、8万なんて、「10万はいらないでしょう」なんていう東電の意図が見え隠れする見くびられたバーゲンのようなお金で、私だったら、納得なんて到底しません。
posted by じゅうよっつ |21:28 | 世間 |