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2012年03月27日

持つべきものは

先日、アメリカの友人2人からメールが来ました。

ちょうど「”福島以外の”がれきの受け入れを・・」と政治家が全国に呼びかけていたころで、なんとも堂々と福島は差別されたものだと、かなり落ち込んでいた頃です。
おそらくは、そう括ることで、瓦礫の受け入れが進みやすくなるだろうという目的ででしょうけど、「”線量の少ない”がれきの受け入れを」というならわかりますが、これじゃあ、県境に大きな壁でもあって、福島はどこであれ一様に放射線に汚染されている(逆にいえば他の県は一様に汚染されてない)と公言したようなものですものね。
こんなところから差別や風評被害は始まります。
言われている方にとっては、どんなにかグサッとくることか。
言葉の力は、大きいです。

話がそれましたが、いつもそんな誰かを求めている時に、ほわっと包んでくれるようなメールをくれて、ともするとささくれだって収まりようのない気持ちを慰めてくれます。
震災から1年経ってということもあったでしょうが、なんでこのタイミング、わかるんだろう?

ここで見栄はっても仕方が無いので、震災直後はたしかに、福島は、東北は、日本の一部だった、でもいまは特に福島は日本じゃないと感じることがある、と返事したら、overwhelmingと返事(訳しにくいのでそのまま)。
でも、その話はそれっきりで、以来、アメリカにいた頃に共通の興味だった(もっとも向こうは、それを仕事としていますが)海洋生物のことに話は移って、つい昨日は、最近撮ったというすごくエキサイティングな写真を送ってくれました。

もう見た途端、「ええ~っ、ウッソ~!」ってなしろもの。
(旦那に話しましたが、興味ないので「ふうん」となんとも拍子抜け。なので、ここでも詳細は書きませんが。)
で昨夜は、チャット状態で、メールのやり取りをしてました。
久々に、現実を忘れきって、興奮して、あとはぐっすり眠りました。

posted by じゅうよっつ |21:38 | 考えごと |