スポンサーリンク

2011年11月23日

遅ればせながら、草津戦

やっぱりちょっと固くなってましたかねえ、選手の皆さん。
J1行きやJ2下りを経験してきたベテラン選手はさすがにそんなに感じなかったですけど、サッカーはチームでやるところが、なんとも修正の難しいところ。

緊張すると、きっと周りも見えにくくなってしまうんだと思います。
コミュニケーションの具合も微妙にとれてない印象でした。
でも、この期に及んでそうなるのは、しようがないことですから、それも含めて、勝っていけるかどうかだと、考えるしかないと思います。
石さんも言ってるように、昇格するなら苦労して行った方が、後々のためになりそうです。
そう考えて、残りの試合を大事に戦っていくだけです!

コンサがうまくいかない時って、よく、今の福島に住んでいる状況と重ねて見ているんですよね。
ここを耐えれば、うまくいくんだ、ここでもう一つ踏み込めばチャンスが生まれるかもしれない、そうやってるつもりでも、なかなかうまくいかない、それでもあきらめず何度でもトライする選手の皆さん。

野球のように1度に何点も入る可能性はなく、ただ1点を求めて守りに攻撃に労をおしまず懸命にがんばる姿は、「福島第一原発が・・」「放射線が・・・」「被災地は・・」というニュースがある度、責められているようで、重くなっていく、抑圧されたような空気に耐えてる、でも耐えていればいつかは以前のような福島に戻るんだとだけ信じて黙々と日々の生活を営んでいくのと似ている気がするんです。

だから、前半、チャンスに恵まれながらもなかなか点が入らなかったけど、後半ウッチーの力強いシュートが、DFに当たっても尚ゴールに向い、ループシュートのようにGKを超えて入った時は、救われたような思いでした。

でも、あのあと、先制すれば100%勝てる、という今までのセオリー通りになりそうな、これで自分たちのサッカーが思い切りできると言う勢いは、残念ながら感じられませんでした。
それはやっぱり昇格争いがもたらした緊張のせいなのでしょうね。
でも、今まで勝ってきた試合はすべて、自分たちのサッカーができていた時だというのもセオリーですし。

今回の試合は、福島なら草津に行けば近いものを、なぜか遠く離れた札幌の地に出向いて見ました。
(謝謝!mimicchiさん)
シースペースの2台あるテレビの周りは、時間になるとイスも足らなくなるたくさんのサポ。
やっぱりコンササポは熱いのね、と嬉しくなりましたが、試合中は、時々、あー!とか拍手とか聞こえますけど、デパートの中と言うこともあってか、皆さん意外におとなしめ。
都会人なんですねえ、もう。

アウェーで応援しているときは、もともとホームほど人数がいないと言うのもあって、以前とそんなに差があるとは感じたことがないですが、今回、新聞やテレビの扱いなんかを見ると、少し、道民のみなさん、コンサ熱が冷えてきた?と感じました。
(実際、寒かったですけど!!いきなり雪なんですもん!)
多分、熱い応援を続けているサポの皆さんはそのままなんだと思いますが、そこまででない方が離れてしまったのでしょうか。
なんとなく寂しい・・・。

よくJ1に行かないとチームの消滅なんてことが話題に上りますが、そんなことも少し心配になったりして。
せっかくの北海道のサッカーJチームなのに、そんなことは決してあってはなりませぬ。
(福島ユナイテッドなんて、JFLに上がりたくて、上がりたくて、今年も駄目だったのに)
こんな風に思うのは、長く札幌にいなかったから、いきなりでギャップが大きかったせいもあるのでしょうね。

そんなことを考えて、昨日駅の地下街を歩いていたら、テレビのインタビューを受けました。
コンサとは全然関係ないインタビューだったんですけど、シメに「コンサ昇格してねっ!」と、思わず付け加えちゃいました。
私なりの危機感。

posted by じゅうよっつ |16:05 | コンサ |