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2011年06月01日

落ちついてこわがりたい

福島市でも、校庭の土の入れ替えを行うことに決まったみたいです。
入れ替え前に水をまき、放射線が飛ばないようにして、特殊な機械で土を5cmくらい入れ替えるのだそうです。
取り除いた土は、遮水シートを敷いた穴に埋めて、その上に土をかぶせて。

この作業による、放射線の減りはかなりのものとテストで判明したそうですが、もちろん、汚染された土を取り除くわけですから、そのときは下がるはずです。
が、将来的には、新たに上にかぶせた土だって減っていくだろうし、遮水シートがあることで、かえって長く、放射線はそこにとどまることになりそうですし、その遮水シートだって、永久に持つわけではない事を考えると、はたしてこれで喜んでいいのかと疑問に思います。
その埋め立てされた場所に隣接した家の方だって、いやだろうなあ。
もしやるなら、シート無しで埋めた方が、雨がふるたび、流れていくので、ため込むよりいいと思うんですけど。

でもそれより、今の福島市のグラウンド以外のどこの土地でもそうなってるように、そのまま雨に降られていた方が、今くらいの値なら、ベストの対処法だと思うんです。
どうも、放射線の恐怖でパニクって、必要度の低いものも高いものもいっしょくたにやっているような気がします。
本当は、もっと金銭的にも時間的にも優先順位の高い、海辺の被災地がたくさんあるし、これくらい、もう少しの期間、我慢すればいいことなのに。
もう少し、冷静になろうよー、福島市!

どちらにしろ、もうすぐ、こちらも梅雨に入るので、なんとかそれまで土の入れ替え作業が遅れることを願ってます。
やるにしても、もっと下がってからやった方が、ベターですから。

posted by じゅうよっつ |23:29 | 考えごと |