2011年04月08日
事実だけで十分!
昨日の地震にはびっくりしました。 ほぼ1ヶ月たってあんなのがまたくるなんて。 前にも書きましたが、家具が半分、耐震マットから外れているので、倒れるかと思いました。 が、幸いにも、ネコの水飲みバケツ(もちろんもう満杯にはしていません)から水があふれたのと、旦那のマグカップがひっくり返って絨毯がぬれたくらい、床に置きっぱなしの本や食器は、もはや本棚や食器棚から落ちるはずもなく、ストレージ棚から食料がいくらか落ちましたが、割れ物はなし。 前回もそうでしたが、不思議とお酒の瓶は割れません。 結構丈夫に作られてるんですね。 地震が収まって一番に気になったのは、原発です。 やはり福島は今は一番これが気になります。 ニュースで知る限りは、福島も女川も一応OKなようで、ほっとしつつも、やはり注視し続けてます。 これだけはもうこれ以上問題を起こしてもらっては困ります。 今、福島やその周辺地域の人間にとって、放射能は非常にセンシティブな問題です。 事実を心配するだけでも十分すぎるのに、加えて周りからいろいろ取り上げられる風評被害~農業、漁業、援助の遅れ、間違ったあるいは根拠のない情報~からもストレスを受けねばなりません。 そういうのって、がんばらねばと言う気持ちをとてもくじくんですよね。 たとえば「~~みたいよ」みたいな話でさえ、マイナスのものであれば、伝言ゲームのように広がりそのうち真実になってしまいかねません。 もちろん子供にはそれなりの用心は必要ですが、長崎大学の先生のお話では、怖がるようなレベルではないということがわかっています。 なにより数値は下がってきています。 たぶん、雨が降ればさらに下がるはず。 私は今、ほとんど民放は見ていません。 アエラのような週刊誌まではいかなくとも興味本位が先に来る番組だったらいやだなと思うと、気が進まないんです。 もっぱらNHKか、内容があらかじめわかっているCS。 週刊誌のように興味本位でなくても、悪意もなくても、ネットでも、あっという間に話は広がっていきます。 たぶん、自分が話の始まりだということも認識しないまま。 そうやって、姿の見えないもののために、せっかく始まった復興が遅れる、地震より大きな敵かもしれません。
posted by じゅうよっつ |11:31 | 暮らし |