2011年03月14日
今日見た福島
旦那も無事に帰り・・と思ったら、仕事柄、どうしても出ないと行けないことになり、今、バスで職場まで一緒に来ました。 アパートの窓から見る景色は、いつもと変わらないと思っていましたが、やはりバス停までの道のりには、いろんな被害が見えていました。 塀や屋根瓦が壊れたり、近所のお寺は墓石が倒れていました。 歴史のありそうな土蔵は壁がはげ、古いお家では、2階の壁がなくなってました。 中心街のビルでは、ガラスが半分割れたままのところも。 ガソリンスタンドはガソリンがないのでほとんど閉まってますが、開いているところは長蛇の列、おそらくお昼から開店予定だろうドラッグストアにも。 コンビニは開いてはいても、おそらく中にないもないのか、開店休業のようでした。 時々、自衛隊の救援車が通り、いつも以上に消防車や救急車、医療用や自衛隊のヘリが飛んでいます。 ただ、こういうときに東北人の実直さ、辛抱強さが身にしみます。 パン屋さんでは、作りたてのパンと水やジュースを売っていて、それを買う人も、必要な分だけ買っていきます。 この職場には来られるけど、食料や水の不足している同僚がおられるので、引け目を感じながら2人分にしては多めのパンと飲み水を購入しました。 ほんとに助かります。 バスが通っているのもありがたい。 でもバスの運行を知らない人が多いのか、利用者はあまりいません。 もう少し周知すれば、ガソリンスタンドの行列も車での移動も回避できるような気がするんですが。 バスに乗っていて一番ショックだったのは、つい先日おじゃましたお宅のところが、土砂崩れで、もうお家が斜めになっているのが見えたこと。 それで、先日、旦那が職場から帰れなくなったんですけど、そこはちょうど山にはいる道路で、道路の両端ががけなんですが、そのときは道路の低い方が陥没だと思っていたら、高い方が崩れたんでした。 おそらくこのあたりでは、一番ひどいです。 そんなで、職場に来ました。 なんかショックなこともあったけど、勇気づけられることも。 なので、これからボラに行って来ようと思います!
posted by じゅうよっつ |11:06 | 暮らし |