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2010年11月22日

北国チームの厳しさ

名古屋が優勝して、今季コンサから名古屋へレンタル中(そして来季も引き続き・・)のダニルソン選手のコメントも載ってましたねえ。
コンサの時もそうでしたが、いったんフィットすると中盤で2人前も3人前も働いてくれるので、名古屋でもしっかりなくてはならない存在になったみたいで!
彼が、いつか世界の檜舞台で活躍なんてことも、そんなに夢の話じゃなさそうに思えてきます。

ダニルソン選手のように、これまでもHFCは、まだ無名で(だから安く連れてこられる)素質のある選手を見つけだしてきてくれてます。(ただ、その後活躍すると他の金持ちチームに引き抜かれてしまい、うちの戦力ダウンは~今季のように~免れないことになりますが・・。)
HFCの目は確か。それだけは言えそう。

一方、北海道は寒い。
しかも寒い時期が半端なく長い。
その間は間断なく寒い。

これは、分かっているようで、内地や外国から来る人間にとっては、実は分かっていない真理です。

内地じゃ、寒い冬にも暖かくて息抜きできる安息日があるものです。
それに、人間お日様のおかげで生きているので、夏はいいですが、日没が早くなると、気持ちはどうしてもちょっと下降気味になる。
それに、寒いと体が固くて怪我をしやすい、怪我すると治りにくい、痛みは続く、治療ははかどらない。

この地で生まれ育った道産子にとっては、当たり前のことですけど、内地(や外国)で生まれ育った人間にとっては、当たり前じゃないところを(思いっきり)思い知ることからはじめなければなりません。
これくらいだったら、これくらいで治るだろう、これなら行けそう、という予測を誤りやすくなります。

せっかくコンサに来てもらっても活躍できずに終わってしまう選手(スタッフ、監督も含めて)には、そのような予測のずれが原因の場合がありそうな気がします。
これは、生まれ育った環境が違うんですから、どうしようもないことです。

しかしもちろん、その環境にいち早く(あるいは時間がかかっても)順応できる選手もいて、そうなったときは、いわゆる”大あたり~!”。
どの選手やスタッフにしたって、素地はいい方々を選んでいるとは思うんです、HFCさんは。

やはり、当分は、そうやって、あ~ん行かないで~!と惜しまれながら、でもいい選手や高年俸(というほどでもないでしょうが・・)の選手はでていき、そしてまた新しく芽の出そうな選手を捜してくる・・。
それを繰り返し、一方、その間に道産子のメンバーを育て増やし固めていくと言う方法が、北国のサッカーチームを充実させるためにはベストなのかもしれません。

posted by じゅうよっつ |21:22 | コンサ |