2010年07月07日
ザ・コーヴ(続き)
昨日は寝るときもまだ、映画の内容を引っ張ってたんですが、イルカ漁(イルカもクジラの仲間ですから捕鯨の一種とも言えますが、この場合、わかりやすいように大型クジラのそれとは区別して)ってどのくらいの歴史があるんだろうとか、どれくらいの収入になるんだろうとか、どれくらいの太地町の人が関わっているのだろうとか、いろんな疑問がわいてきました。 確かに、太地町には長い捕鯨の歴史があるけど、太地の捕鯨というと、絵巻ものにでてくる、セミ鯨というずんどうで泳ぎの遅い大型クジラが代表格のようになってます。(もっとも今はセミ鯨は捕れませんが) 昨日の映画によるとイルカ漁は、船から大きな音を出し網で追い込む漁だったので、昔でもできなくはないんですけど、捕鯨と同じように、イルカ漁も歴史がふるいのでしょうか? 大型クジラの捕鯨とイルカ漁は、別の方が携わってらっしゃるのかしら? あるいは、捕る方だけでなく、イルカを食べる文化もまた、太地町には古くから或るものなのでしょうかね。 昨日は、第一次産業は国の補助無しに続けるのが難しいと書きましたが、もしかしてイルカ漁の収入ってそんなに悪くないのでしょうか。 もしかして、国の援助無しに独立してやっていけるほど収入あったりするかしら? イルカを水族館に売るのは、ほぼ太地町のイルカ漁のみ。ただ、海棲ほ乳類を飼育する館はだんだん減ってきているので、イルカの需要も少なくなってきているかもしれません。 イルカ肉の需要のほうはどうなんでしょう?需要過多?供給過多? 映画には映っていなかったけど、知りたいことがでてきました。 やっぱり情報は、いろんなスタンスから得ないと、正しく判断できません。 人間、いきなり責められると、自己防衛のために貝のように閉ざしてしまうものですが、ここは、同じようにやっぱり太地町の方も、自分たちの思ってること、やってることを公表してくれないかなあと思います。
posted by じゅうよっつ |23:12 | 映画 |