2008年11月18日
七転八倒の胃カメラ
あらかじめ。もし、まだ胃カメラをのんだことがなくて、これからのむかも、と考えてらっしゃる方は、読まないことをお勧めします。 今日は、日帰り人間ドッグでした。 私的に、メインは、今までバリウムだった胃の検診を、思い切って胃カメラに変えたことです。 去年、うちの旦那が胃カメラをのんだんですが、もともとえづきやすい旦那は、用意周到、しっかり上手な先生もリサーチして、本番を迎え、結構楽勝気分で終わりました。 旦那のようにえづいたりしない私は多分、楽勝だわ、と、ここで、経験もないのに、胃カメラを見くびっていたのが、そもそもの間違いでした。 「胃カメラは初めてですか?」 「はい」 よしよし、少しは気を使ってくれそう。 「これは胃をきれいにする薬です」次に、「のどの麻酔です」 と、少しの液体を口にいれて、助手の女性の方は、どこかへ行っちゃいました。 残された私は、「この液体、飲むんだろうか?のどの麻酔ってことは、のどに留めておく方がいいんだろうか?」と理解に苦しみます。 「でも、飲んじゃいけなかったら、『飲み込まないでください』っていうんじゃないかなあ、飲むのかなあ・・」 あらかじめもらってた、問診票には、段取りが書いてあった様な記憶があるのですが、そんなの当の昔に読んだので、忘れてます。(きっぱり) 迷っているうちに、助手の方がティッシュをもって来て、「口の中をきれいにしてくださいね」 ああ、やっぱり、飲まないで良かったのね、と思い、口に含んでいた麻酔液を出しました。 そして、検査の始まり。 カメラというより棒の様なものが、のどを通り、胃をまさぐり、十二指腸に伸びるのが、分かります。 そして、そのたび、おえっ、おえっ!の連続。 助手の方が背中をさすってくれるのが、唯一の慰めですが、「もうちょっと診てみます」とか「じっとして」とか「ちゃんと(マウスピースのようなものを)くわえて」なんてことを、それどころではない私に仰る先生が、鬼に見えました。 これは何かの拷問か、と思われる、七転八倒の苦しみでした。 うちに帰って、あらかじめもらっていた段取りを読むと、どうやら、あの麻酔薬は飲み込むものらしかったのです。 ということは、私は、のど以外、殆ど麻酔の効いてない状態で胃カメラを飲んだと言うことでしょうか。 いやしかし、たとえそうだとしても、もう将来、胃カメラなんて、金輪際のみません! そう心に決めた一日でした。
posted by じゅうよっつ |20:44 | 健康 |