2008年04月23日
皆が違うことから始まる
福島に来ていまだにとまどっているのは、だれもが同じであることを求めていることです。 福島に来るまで、水族館という特殊な場所にいたせいなのか、それとも海外や札幌という土地柄のせいなのか、どちらかは分かりませんが、やって良いこと行けないことという基本はあるにしても、それ以外は、各自の特徴を出し合っていいものを築いていこうというのが、世の中の進み方だと自分も思っていたし、周りの人もそうだったように思います。 だから、みんなが同じことをやっている(いややっていてもいいんですけど、それ以外のものを出すと拒絶される)ということに、どうしても居心地の悪さを感じてしまいます。 人間、生まれも育ちも違う分、それぞれ必ず、弱いところもあれば良いところもあります。 昔、コンサの監督だった岡田武史さんが、サッカーでは、誰もが主役というわけには行かず、それぞれが役割分担が必要というようなことを言ってたように、日常生活でも、それぞれが相手の特徴を認め合って互いの欠如するところを補っていければ、同じことだけを皆がするより効果的に暮らせると思うんです。 みんながDFでも行けないし、みんなして我先にとシュートをねらっても行けない、それぞれの違いを受け入れて暮らせる社会って、自分にとっても周囲にとっても、一番生活しやすい社会じゃないのかなあ、なんてぶつぶつ考えたりしている今日この頃です。
posted by じゅうよっつ |23:16 | 考えごと |