2008年02月18日
アムトラックに乗る
ロングビーチからサンディエゴへ、友人に会いに行きました。 ロングビーチからアムトラックと呼ばれる列車の駅”アナハイム”(ディズニーランドの最寄り駅)まではローカルバスを乗り継いで行くこともできたのですが、とにかく車社会のロスでは乗り継ぎの便もあまりよくないので、リムジンを使うことに。 ホテルのドアマンのお兄さんが、「タクシーのようなメーターはないけど、もとタクシーの運転手で、同じくらいの料金で連れてってくれる人がいるけどどう?」なんて、紹介をしてくれるので、なんだか凄く怪しい気もしたのですが、実際はリムジンの運転手さんのことでした。 きっと、「リムジン」なんて言っても分からないんだろうと気を利かせたのでしょうが、最初からそう言ってくれたほうが分かりやすかったのに・・。 やってきた運ちゃんは、ヒスパニック系のとても話やすい人で、道もよく知ってるし運転もばっちりだったので、帰りも頼むことにしました。 リムジンたって、料金としては飛び抜けて高いわけでもないし、人数によっては割安になるかも。 日本人はあまり乗せたことがないと言ってたのですが、特にロサンゼルス空港からディズニーランドに行く日本人には、頼み方さえ分かれば、お得で安心な移動方法のような感じがしました。 で、これがアナハイム駅です。
向こうに見える「A」のついた球場はロサンゼルス・エンジェルスの本拠地で、そのだだっ広い駐車場の先にぽつんと駅舎は建っています。 駅で予約したチケットを買うと、あとは、改札もなく、勝手にホームに行って時間まで待ちます。
列車は二階だてで、座席は好きなところに。 列車に乗ると、車掌さんがやってきて改札。 改札した切符を、荷棚のところにはさんでくれると、そこは”あなたの席”になります。 アナハイムを出るとやがて日の落ちる海岸沿いを列車は走ります。
日本だと車掌さんは「次は○○」とか「お忘れ物のないように・・」というような決まった文句を放送するだけですが、この車掌さんは、ずいぶんと面白い! 「次はどこでしょう?そう、○○です!」とか、「一片の私有物も残して行かないのよ(つまり忘れ物もゴミももっていけということ)」とか言う文句を、黒人独特のリズムに乗って喋ってくれるので、聞いていて楽しいです。 (ちなみに帰りの車掌さんは、かなりふつーでしたが) そうやって1時間少しで、サンディエゴに着いた時はもう日も暮れていました。
南国の趣のサンディエゴ駅
posted by juyotsu |22:07 | 旅行 |