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2009年07月11日

大ブーイング

 結果についてはあえて書くまい。
 
 長年厚別に通い、最大のブーイングだった。今日、自分も大きな声でブーイングした。

 長年、コンササポの間には、ブーイングについての是非論があるが、こんな試合の後では、ブーイングをしなければならないと思った。
 
いつもならば、ブーイングを浴びせると、にらみ返す選手が必ずいる。しかし、今日だけは、すべての選手は下を向き、罵声を浴びせられるままになっていた。岡本は明らかに泣いていた。

 負けようと思って試合をする選手はいない。また、レギュラーで「やる気のない選手」や「勝ちたいという気持ちのない選手」はいない。

 それでも人間である以上、心の奥底に、怠惰や甘え、そして奢りのようなものが、沸いてくる。昨年までJ1を戦い、今期J2に落ちたといえども、外国人の大型補強に成功し、クライトンも残った。有望な若手は残り、石崎監督は、昇格請負人とされた。

 こうした環境の中で、どこか漫然としたものがあったのではないか。自分の中の甘さは、優しい言葉では、吹き飛ばせない。ほほを打たれるような打撃、“目が覚めるような”な衝撃がなければ、人は変われない。

 今日の結果、そしてスタジアムを包んだブーイングが、変わる切っ掛けとなってくれればよい。

 

posted by hibari |19:12 | コンサドーレあれこれ | コメント(5) | トラックバック(0)