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2009年06月21日

腹の底から悔しがれ。

 これは、J2という下部リーグにいて積もり積もったもの、うっ積したモノの差だろうな。

 札幌は一昨年、それを吐き出して、いったんリセットしたのに対して、湘南は10年、仙台で6年、セレッソで3年と、歴史と伝統がありながら、下部リーグに甘んじているクラブの、今年こそ上に行きたいという想いの差かな。

 ちょうど、2年前、コンサドーレ札幌も反町湘南と同じように、なんであそこに勝てないんだろう、なんであんなチームが首位なんだろう、と想われていたに違いない。

 確かに田原、アジェル、ジャーンというストロングポイントはあっても、昔の川崎だとか、去年の広島だとか、と比べて圧倒的な戦力を持っているわじゃない。

 今日の試合だって、個々の力や内容的に見ると五分五分、ひょっとしたら札幌が推していた。だのに勝てない。あまつさえ、逆転を食らってしまう。

 後半終了間際に何度も追いつき逆転した湘南の自信と、反対に何度も追いつかれ、勝利を逃した札幌の不安が、正直に出たと言える。

 まぁ、俺たちは若い。こうした試合で、精いっぱい、悔し涙を流せ。落ち込め、ショックを受けろ。腹の底から悔しがれ。`

湘南はもっとも、もっとたくさんの悔し涙を流して、もう涙は見せないと決意して、今日がある。

 

posted by hibari |20:44 | hibari | コメント(3) | トラックバック(0)