スポンサーリンク

2009年03月20日

 石崎監督の選手起用が固定しない。

 一昨日はキリノをサイドに回す布陣を練習していたかと思うと、今日の報道では、宮沢と、ダニルソンをサイドで起用。思えば、開幕ではFWもやったことのある西がDFで先発した。

 コンサドーレ札幌の試合を何試合も見ているけれど、こんなにポジションが定まらないのは初めて。もっとも、ポジションに合う選手が見つからない、または調子が出ないので布陣をいじるというよりも、さまざまなポジションを経験させて、長丁場に耐える、多彩な才能を引き出したいのがねらいという。

 J2で昇格をねらおうとすると、スタートダッシュをかけて、早々と昇格圏に達して、あとは樹陰をまもる戦いをするというのがある。三浦さんの時代はまさにこれだった。

 これを成功させるためには、もちろん早い段階での先発メンバーの固定が不可欠だ。ところが、ここに来て大胆なポジションチェンジを行う石崎さんには、どうもスタードダッシュという意識は希薄なようだ。

 一応客商売なのだから、J1昇格と言っておくけれど、フロントも含めて、今期は何が何でも昇格という腹づもりではないのかもしれない。目先の勝利よりも内容とプロセス。これは柳下さんの時代に試みて、さんざん批判されたことだが。

 さて、どうなのか。日曜日の甲府戦を結果重視で戦うのか、内容重視で戦うかで、石崎さん(とフロント)の本音がうかがえるはずだ。

posted by hibari |23:14 | コンサドーレあれこれ | コメント(1) | トラックバック(0)