2008年12月17日
インフォへの投稿
コンサドーレ札幌の老舗のファンサイト「コンサドーレ札幌インフォメーション」 http://www.phoenix-c.or.jp/~hiro/conindex.htm の掲示板に投稿をしました。 以下は本当は別々なエントリーへのレスなんですが、つづけて読むと、私の言いたいことが明確になると思います。 >契約交渉で、若手やユース出身者が優遇されたことについて Re: 契約更改 - ひばり 2008/12/17(Wed) 22:53 No.82880 これはかの5段階計画に基づく、処置だと思います。 なんとなく5段階計画とは、J1に昇格するための計画で、今年の降格によって5段階計画は崩壊したかのような印象がありますが、しっかりとぶれることなく続いている確かな証拠です。 そもそも5段階計画とは、J1に定着するだけの計画ではありません。その目指すところは 「五段階計画というのを作って、育成路線、北海道の子ども達をベースにしたチーム作りをしていきたいという考えはぶれていはいませんので、それを申し上げたいと思います」(柏戦後の緊急サポ集会での村野GMの発言) つまり、道内出身の生え抜き、またはユース出身者で主力が構成されたチームでJ1定着を目指すことです。もちろん、この実現のためには何年もかかります。けっして5年で完成するものではありません。長い道の乗りの中では、昇格や降格もあるだろうという構え方です。 5段階計画のためには、まずはユースに優秀な子供たちが集まらなければなりません。J1というプロを目指す子供たちにはとても魅力あるステージから落ちた札幌ですから、古田君の昇格も含め、道内の才能ある子供たちに、コンサドーレのユースに入ると、こんなに優遇されますよ、早くデビューできますよと、と示す必要があったと思います。 曽田の現状維持などを含め、5段階計画の着実な前進が今回の人事のねらいだったと思います。 >大分トリニータを取り上げたテレビに関連して Re: トリニタ - ひばり 2008/12/15(Mon) 21:06 No.82861 最近、ここ、揚げ足とりとネガティブシンキングが充満していて、だんだん書き込む気持ちが萎えていたところなんで、こんなことを書くとまたすごくバッシングされそうなんですが、 コンサドーレ札幌に、もっとも誇りと自信を持っても良いんじゃないか。大分は確かに今はいいかもしれないけど、札幌だって5年、10年という長期スタンスで見ると、けっして引けを取らないと思う。大分と比べて自虐的になる必要はまったくないと思う。 札幌は2003年以来(具体的に書くとまたバッシングされるから止めるけど)、長期的な視野に立って着実に戦略的に進んでいると思う。今回だって、日刊スポーツを使ってオシム親子をねじ込もうとした強い動きがあって、03年以前だったら、その圧力に簡単に屈してしまっただろうけれど、今回はぶれずに、圧力をはねのけたもの。遠くをきちんと見すえている強さを感じる。 ところが、われわれサポはあまりにも近視眼的で、“今”のことしか見ていない。クラブは「J2におっこったくらいどうって事ない」と言い切り、遠くを見すえて、そこから逆算して着実にやっているのに、今しか見えないサポは、ちょっとのことで、すぐに動揺してしまい、悲観的になってしまう。 たとえば「来シーズン、再昇格の可能性はすごく高い」とここで言ったら、たぶんものすごくバッシングされるでしょ。でもね、2年前に優勝したチームが、J1という経験を積んだわけで、そのチームが、来年、いきなり中位以下に落ち込んでしまうことの方が本来は考えずらい。 しかし、実際にそうなってしまうチームが多いのは、降格したことによって、サポもクラブも自信と誇りを失ってしまうからなのではと思う。 つまりサポが、札幌はひどい、弱い、ダメだと思えば本当に、ひどく、弱く、ダメになると思うのね。
posted by hibari |23:16 | コメント(1) | トラックバック(0)