2008年12月11日
入れ替え戦ほど面白いスポーツイベントは無い
小学校ドッチボールからからワールドカップの決勝まで、スポーツイベントは数々あれど、Jの入れ替え戦ほど面白いスポーツイベントは無い。 惰性とか、気が乗らないだとか、そんな非スポーツ的要素がすべてそぎ落とされて、勝敗だけを巡った争いが純粋に繰り広げられます。 忘年会で、遅くなっても、この試合だけは結果を封印して、その日に見たい。ということで、今、仙台と磐田の第1戦を見終わりました。 うーん、やっぱり入れ替え戦は面白い。 今年の仙台の試合を見るのは初めてだけど、おそらく今年1番の試合をしたんじゃないだろうか。入れ替え戦のプレッシャーは、明らかに磐田にありました。 つまらないミスは圧倒的に磐田に多く、仙台はほとんどミス無しじゃなかっただろうか。これは仙台が技術的に上というよりも、この試合でかつてないほど集中力が研ぎ澄まされたという感じでした。 磐田がボールを持つと休まずにプレッシャーを掛け、3人で囲んでボール奪う。ボール奪ったら、一センチでもゴールに近づける。このことが徹底されていました。 こんな運動量で飛ばしたら、どこかで絶対にばてるぞ、と思っていたんですが、最後まで運動量が落ちないのが入れ変え戦なんですね。 一方、磐田はあきらに重い。普段はしないようなミスを繰り返していました。前半41分の失点も、つまらないミスからでした。後半に1点を返して、少しは楽になるかと思ったんですけど、最後まで重いままでしたね。 最高の仙台といつになく重い磐田。それでも仙台は勝てない。 勝ち点1というところが、今期、うちらがが何度も何度も経験した超えられない一線。ホームで大分と引き分け、ガンバと引き分けた、あの試合のように。 特に後半8分の松浦のミドル。最後の鹿島戦もそうだったけど、今年、うちらはあのJ1のミドルに何試合、勝ちを奪われたか。反対に後半、30分のすぎの仙台の関口のバーをかすめた惜しいミドル。あれが入らない。 キーパーが林だったことも含めて、我が事のように悔しがりました。 私の分析的いうと、Aの磐田に、Bの仙台が勝つことはほとんどないという分析なんですが、それでも勝利を祈らざるをえません。
posted by hibari |02:36 | コメント(3) | トラックバック(0)