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2008年07月13日

J2な試合

 今見たばかりの試合について。

 うーん、これは千葉にかなり問題があるというような。
 シーズン初めから低迷した千葉は、前監督が更迭され、リバプールのミラー監督が来た時点から、いきなり連勝だったでしょう。

 これはミラー監督の指導力と言うよりも、前監督がいなくなったことから、選手がのびのびしてプレイできたということで、中断期に本格的にミラー監督が指導し、監督の戦術が浸透すると、逆に調子崩していったというところじゃないかな。

 今日、テレビでしかないけれど、オシム時代にあった勢いというか、躍動感がすっかり消えてしまっていた。なかでも中盤のプレッシャーが少なく、札幌でも結構ボールを持てたし、攻撃もサイドに散らして10番に合わせるというものだけ。あれならば、高さで跳ね返せます。

 J1というとやっぱりパスがポンポンとつながる連動的な動きが、強いチームにはあるけれど、今日は後半にサイドをえぐった1本を除いて、千葉には連動的な動きがほとんどなかった。あれはイングランドのサッカーなんでしょうか。監督はJ1のことをあんまり勉強していないんじゃないかな。

 一方、札幌ですけど、確かに3点取ったし、失点0で終わって良かったんだけど、せっかく奪ったセカンドボールの返しを、相手にパスしてしまうような場面が目に付いた。上位陣だったらかんたんに失点してしまうよ。

 それでも、J2時代からさんざんやられてきた新居にだけは、得点を許さないという気迫は感じた。悪いけれど相手がJ2なサッカーだったんで、J2の覇者である札幌のサッカーがはまったという試合じゃないでしょうか。

posted by hibari |22:26 | 試合の感想 | コメント(5) | トラックバック(0)