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2008年01月18日

開幕戦は茨城県のチームに決まりました

 開幕戦の相手が決まりました。

 昨年の最終節で戦った水戸ホーリーホックと同じ茨城県で、南部の鹿行地域にある鹿島市(人口6万5千人)の鹿島アントラーズというチームです。

 鹿島市は平成7年に市になったばかりのまちで、霞ヶ浦の北、日本海に面した鹿島臨海工業地帯のベットタウン。もともとは鹿島灘に面した漁業と農業の町だったようですが、60年代に「農工両全」「貧困からの解放」をスローガンとして、工業団地が造成されると、住友金属工業系の工場が立地する労働者の街となったようです。

 茨城県というと県庁所在地水戸市にある水戸ホーリホックが有名ですが、この鹿島市にあるアントラーズも、地元の人たちに支えられなかなか頑張っているようです。

 ここは昭和34年に創部した住友金属工業蹴球団を母体し、昭和60年にようやく日本サッカーリーグ入りを果たすと、ほとんど2部にくすぶっていたようでした。ところが、平成元年にJリーグが発足すると、「人口が少なくサッカーが盛んとはいえない鹿島で観客を集めることは困難」という声を押しのけて、半ば強引に2部から滑り込みで加わったようです。
 
 近年はなかなか成績を上げており、昨年ではJ1リーグというリーグ戦でもっとも勝ち点をとったチームとなって、茨城県知事から県民栄誉賞を受けたそうな。なかなか侮れません。

 また昔、このまちに取材に行ったこともあるオオドサさんによると、ものすごい田舎だったそうですが、「爺ィ古」とかいう変わった選手がいたそうで、ひょっとすると「水戸市にあるクラブより少し強いかも知れない」そうです。

 オオドサさんの言う「水戸市にあるクラブ」がかの水戸ホーリホックを指すならば、あの水戸様よりも強いことになり、にわかに信じられませんが、地震の守り神として知られる鹿島神社を除いてはなんの名物もない工場まちで、唯一娯楽を提供しているクラブとして、鹿島の人たちのふるさと自慢の種になっているんでしょう。

 さらに調べると、実は我がコンサドーレ札幌と試合したこともあったようです。最初が、97年のナビスコカップで準決勝で当たり、10月15日の第1戦。2-1で、なんとなんと札幌に勝っているんですね。続く第2戦は10月18日で7ーーーーーーー

 あ、すみません、用事を思い出しまして、今日はこれで失礼します。
 

posted by hibari |02:29 | コンサドーレあれこれ | コメント(3) | トラックバック(1)