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2007年12月17日

がんばれコンサドーレ旭川

 コンサドーレ旭川ユースU-15が、高松宮杯ユースサッカー選手権で、グループリーグを1位突破。

 これはすごいことですね。コンサ旭川が入ったグループCには、Jユースが入っていなかったという組み合わせの良さを差し引いても、旭川ユースは、04年に発足し、活動を開始したのが05年で、今年ようやく3年生がそろったという若いチームだけに、グループリーグ突破は快挙といっていいと思います。

 旭川は、人口36万人、一県の県庁所在地に匹敵する人口を抱えながら、サッカー不毛の地と呼ばれてきました。これまで旭川地区でサッカーを愛好する少年たちのよい受け皿がなかったところに、旭川ユースが誕生し、地域のすぐれた才能がどっと集まったんでしょう。(旭川地域に伝統的なクラブチームが少ないため、他のクラブからの反発を受けずに、ユースを設立できたとも言います)

 実はコンサドーレは、ユースの世界では侮れない存在で、U-15は02年と203年の高円宮杯で準優勝しています。そしてこの時の主力がU18の主力となって05年の高松宮杯でこれまた準優勝。そして準優勝メンバーの西と藤田が、トップ昇格してJ1昇格の原動力となりました。

 または01年の日本クラブユースサッカー選手権 (U-18)では、新居を中心としたU18が準優勝したこともあります。やはりユースの全国大会で活躍した選手が、後にトップの主力選手になることが多いんですね。

 北海道のジュニアユースサッカーは、札幌U15と名門SSSがしのぎを削る状況が続いていましたが、ここにコンサ旭川が加わることで、ますます切磋琢磨が進み、良い選手が誕生してゆく期待が膨らみます。

 決勝トーナメント進出を決めた旭川ユースには少しでも上に勝ち上がってもらいたいですね。そしてこの中から、優秀な選手がU18に進み、将来の札幌を担う選手へと成長して欲しいと思います。
 また旭川実業など、地元の高校のサッカー部に進んでもらい、旭川地域のレベルを上げる牽引力にもなってもらいたいです。

posted by hibari |01:14 | コンサドーレあれこれ | コメント(5) | トラックバック(0)