2007年11月17日
スポーツ観戦のカタルシス
次の京都戦のドーム。3万人を超しそうな勢いですね。 もちろん、大変素晴らしく、うれしいことですけど。 あえて斜めに見てみたい。 というのも4万人大作戦を展開した仙台戦や、大阪戦、 当時は今よりも調子が良く、トップを独走して昇格間違いなしといわれた時期。 大入り間違いなしかと思ったら、思いの外、お客さんの入りが悪かった。 一番最近のホームゲーム。ドームの徳島戦はわずか10,733人。 今年は成績が良くずっと首位を走っているというのに、 トータルな入り込みは、昨年とあまり変わらないといいます。 つまり成績が入場者数と連動していない。 それなのに、ここに来ていきなりこの入り。 これは私が思うに、コンサドーレ本来のお客さんではなく、 昨年、そして今年と、北海道日本ハムファイターズ観戦で、 満員のドームのカタルシスに味を覚えた層が、 日本シリーズで日本ハムがああなってしまったものだから、 欲求不満がたまったままなので、その代償として、 あのカタルシスを消費しにくるんじゃないかと思う。 もしそうだとすると、日曜日のドームは、 コンサドーレ札幌のホームゲームの雰囲気の延長線上ではなく、 かなり異なった雰囲気に包まれるんじゃなかろうか。 上に書いた私の予想が正しいとすると、 1万人以上の観客は、チケット代に見合うだけの、 スポーツエンターティメントのカタルシスを消費できるかどうかが関心事で、 サッカーへの関心やコンサドーレへの愛は、その次という悪寒がする。 単に、ずーっとスタジアムに通い続けているプロパーなサポからすると、 日曜日は、想像とはちょっと違った空気が流れているだろうということを 言いたいだけで、だから悪いとか、良くないと、言っているわけじゃないんです。 今日はちょっと斜めでした。(いつもか!)
posted by hibari |00:48 | コメント(7) | トラックバック(0)