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2007年10月20日

昇格を占う試合

今シーズンを振り返ってみると、

 ステップ1・守備の安定で勝ち星を拾った時期
 ステップ2・守備戦術が研究されて不安定になった時期
 ステップ3・攻撃力がついて再び勝ち星を拾えるようになった時期
 ステップ4・攻撃戦術も研究されて点が取れなくなった時期 

という4段階に分けられるように思います。

 そして、守備戦術が研究され、続いて攻撃戦術が研究され、結果、今では長いスランプに陥ってしまった。

 J2が世界で一番過酷なリーグというのは、単に試合数の多さだけじゃありませんね。 
 J1のうように18チーム2回戦総当たりならば、守備戦術が研究されても、攻撃力がついての第3ステップ・・・あたりでシーズンが終わるんだと思います。

 ところが、J2は同じチームと4回もやるので、第4、第5とステップは続き、最後にはすべてがさらされてしまう。試合数の多さはもちろん、同じ相手と4回もやるというのが過酷さの由来のように思います。

 J2の過酷さは、いうならば、すっかり化けの皮のはがれた亀田大毅が、明日、再び内藤と試合をするような過酷さ(ちょっと違うか)ですか。

 そうした中でわがコンサドーレ札幌は、第4ステップ入りして勝てなくなってしまってから、再び「守備の安定で勝ち星を拾う」という第1ステップに戻って立て直そうとしているようです。

 最近生で見ていないので、断言できないんですが、以前ほどガチガチのゾーンではなく、だいぶマンツーの要素も増えてきたように思いますが、どうでしょう。
 
 新しい守備戦術が完成すると、残り試合数から考えても、再びステップ2の「守備戦術が研究され」に入る前にさすがにシーズンが終わりそうですから、昇格も夢じゃない。

 なので、明日(あ、もう今日か)、攻撃力を誇る福岡を守備陣が抑えることができれば、再びステップ1入りとも言えそうなので、かなり昇格に近づくんじゃないでしょうか。

 という意味で、勝ち点3はもとより、福岡をいかに抑えるか、守備が完成するか、そこが注目の一戦だと思います。

posted by hibari |00:20 | コンサドーレあれこれ | コメント(3) | トラックバック(1)