2007年07月19日
ダヴィとカウエ
ダヴィとカウェの契約更新が決定したようです。 ダビィは面白い素材で、ガンバのバレーのように、いずれ化ける可能性を感じます。 バレーは2001年に大宮に入団したときはC契約。30試合に出場して13点を上げたのが始まりでした。大宮をJ1に上げた功労者の一人ですけど、昇格とともに解雇されて、甲府に移りました。甲府の入れ替え戦での活躍はご存じの通り。(J1昇格時の大宮の監督は三浦さんですけど、どうしてバレーを解雇したのかは謎です。) さてダヴィですが、ストライカーが活躍すると契約更新ができなくなり、他チームに取られたという過去を教訓にして、長く活躍できるように現実的な契約を結んでもらいたいものです。 もう一人のカウェについては、私は微妙だなと思っておりました。 たしかに、ボランチとして一定の活躍は認められるものの、21歳の彼が試合に出続けているため、上里や鈴木といった生え抜きの若手が試合出られません。 上里や鈴木がサテライトに甘んじ、経験を積めないとしても、それを補って余るほどの活躍をカウェがしれいれば、言うことはないのですが、正直、微妙という印象です。 上里、鈴木と、カウェがほとんど変わらないレベルならば、長期的に見て、上里、鈴木に経験を積ませるべきだと思いますが、現実主義者の三浦監督にすると、追求すべきは今現在の「結果」であって、育成とか長期ビジョンなどは「結果」を犠牲にしてまで求めるものではない。何人かいるボランチの中で、例えわずかでも、今現時点でポテンシャルが高い方をセレクトしているということなのでしょう。 しかし、先日の柏戦を見ると、サテライトの元気のなさが心配になってしまいます。 リーグ後半に向けて、各チームの補強も進んでいます。 カウェには、後半にチーム力の底上げになる新外国人が新規入団したくらいの気持ちで頑張ってもらいたいものです。彼自身が21歳なので、東京のアマラオのように、長く活躍してもらえれば、日本人の若手の成長の妨げになる、といった雑音も聞こえなくなるでしょう。
posted by hibari |22:16 | コンサドーレあれこれ | コメント(2) | トラックバック(1)