2019年10月25日
ど真ん中にはいつも宮澤
チームがある限りさんやフラッ太さんが宮澤ブログを書いているのを見て、 私も書かなくてはいけないような気がして今書いている(←なぜ)。 宮澤は、サポーターと同じ苦楽をともにしている数少ない選手だと思っている。 加入年のチームはJ1で、その後降格、昇格、降格...そしてキャプテンになってからの昇格。J1残留。 単純にこれだけでも荒波のなか同じ船に乗っている感があるけれど、 それだけではないチームやクラブに関する酸いも甘いも(ほとんど酸いだけど)ともにしてきた。 高く跳ぶために今はきついけれど深く深くしゃがんでいるんだ、とか、 サッカーの神さまというのは相当なSっ気を出して試練を与えてくる、とか、 いろいろな言葉で苦しいチームを表現してきたけれど、宮澤もいつもそこにいた。 斉藤さんのすてきなコラム。 “有言実行”の決勝進出…独自のスタイルで王者撃破へ【ルヴァン杯決勝/北海道コンサドーレ札幌】 署名を見なくとも、読めば斉藤さんが書いたものとわかる。 斉藤さんはこれに限らず、決勝にむけてたくさん記事を書いている。うれしい。 宮澤はこの決勝進出を「コンサドーレの良き思い出」で終わらせてはいけないと言っている。 それは、今までにそういった経験をしてきたからとも言えるのではないだろか。 すごい試合をした。すばらしい勝利をした。けれどそこにあるのはふわっとした賞賛。なんとなくの記憶。 J1なのに「今年は調子が良さそうだから昇格できそうだね!」と言われたり(←これは私の経験)。 だからこその「絶対に勝たなければいけない」なのだと。 大袈裟に言えば「コンサドーレがもっと日本のサッカーにわかりやすく爪痕を残さねば」ということか。 そうだよねぇ。みんなで頑張った証が、カタチとしてほしいよねぇ。 怪我からの復帰が決勝戦に間に合うかはわからない。 (もし間に合わなくても、肝心なところで出場できない残念っぷりもまた宮澤らしいと思ってしまう...。) けれど、ここまでのチームになったコンサドーレのど真ん中にはいつも宮澤がいたし、 サポーターの多くは宮澤が優勝カップを掲げているところを想像してすでに泣いているだろう。 現実のものにしなくては。本人には迷惑かもしれんけど、私はやっぱり宮澤のためにも勝利が欲しい。 さて。「勝てば昇格!」みたいな節目のときに観ていた動画をまた引っ張ってくる。観るとアガルのでぜひ。 コンサドーレ札幌 ともに勝利を (YouTube) それから、SNSであきっくさんが取り上げてくださったので、むかーしに書いた私のブログも貼る。 『 背番号12の日々 』 と言っても内容は、2000年の北海道新聞に掲載されたサッポロビールさんの広告のコピーの無断転載。 2000年も、2010年も、2019年も、私たちは変わらない日々をおくっているのだね。その延長に明日がある。 今までコンサドーレに関わった選手、監督、コーチ、スタッフ、みんな見てる? 離れてしまったサポーター、他界したサポーター、みんな見てる? かつてスポンサードしてくれていたスポンサーさん、みんな見てる? コンサドーレに関わったすべての人が、決勝にのぞむコンサドーレを自分事として見ているといいなと思う。 誰が欠けても今のコンサドーレにはならなかった。その思いを胸に、いざ。
posted by ひとみ |12:57 | 選手戯言 | コメント(4) | トラックバック(0)