コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2018年12月23日

「J1で34試合フル出場の進藤です!」

毎年恒例、ファクトリーのKappaさんトークショーへ行ってきた。
寒い北海道から逃げるように地元へ帰る選手が多いなか、
道産子選手や道民選手が選ばれるこのイベント。
数年連続で参加していた宮澤・福森ペアを退き、今年は若返って菅ちゃんと進藤くん。
そしてみんな大好きヘッドコーチの四方田さん。おおおおお!
司会は安心と信頼の、こちらもみんな大好き栗谷さん。栗谷さんは「札幌に住みたくなる」、
というようなことも仰ってくれた。遠く帯広からいつもありがとうございます。

3人はKappaさんのウェアを着て登場。
四方さんはウインドジャケット、菅ちゃんと進藤くんはパーカー。
菅ちゃんが着ていた赤いパーカーはプレゼントにもあったけど、いいかんじだったー。
栗谷さんも赤黒いKappaを着て、足元も赤黒だった。みんなすばらし。

「ふたりの引率で来ています」と四方さんが言うと、「これ、いつも言うやつです」と進藤くん。
さらに「いや、はじめて言ったから。笑」と四方さんが返すというやり取りが行われるなど
早くも進藤節が炸裂。そういえば去年のトークショーでも、
「来年はコーチだから、今までよりいじりやすくなる。」って言われていたなあと思い出すなど。

ピッチをはなれたふたりの印象を聞かれた四方さんは、
菅ちゃんについて「試合では熱く戦える選手だけど、ピッチをはなれると口数が少なくて人見知り。」、
進藤くんについては「見たとおりのお調子者。でも根は真面目。」と話していた。
進藤くんは温厚で試合中に争ったりすることがなく、ジェイや都倉が揉める場面で
まぁまぁ...と間に入っていくタイプだという。そうだねー確かにそうだわー。
その四方さんの言葉に対して菅ちゃんは、人前とかが苦手で、今のこの場もすごく嫌、と発言。
人には得手不得手があるからね。この場は進藤くんに任せておけばいいのよ。
苦手なのに今オフのイベントにはよく出演している菅ちゃん。偉いではないか。

四方さんは監督からヘッドコーチという立場に変わり、
良い意味で気楽というか、変なプレッシャーがなくなったと言っていた。
立場が変わったことで選手やスタッフ間とのコミュニケーションのとり方も変わり、
それもまた難しいと。サッカーはやはり奥深いですか、と栗谷さんに聞かれ
「20年くらい前は10年、20年後には経験を積んで、サッカーのこともわかってくると思っていたけれど
20年経ってもまだまだ勉強することが多く奥深い。これからの20年もはじめて見えるものがあると思う」と
話していた。いいねぇ...四方さんから直接こんな言葉が聞けるなんていいねぇ...。
監督がミシャになったことで攻撃面は明らかに変わったけれど、守備がおろそかになったわけではないと。
ミシャは(おおやけの場では)言わないけれど、守備についても厳しい要求をする人。
だからこそあまり結果が出ない時期でも大崩れすることがなかった、というようなことを言っていた。
これはぜひとも、「俺の知っているミシャ式」に固執する人に聞いてもらいたい言葉だわ。

進藤くんの今季の25シュート4ゴールという確率は
実はジェイとあまり変わらないというデータが。
菅ちゃんは自分はゴールに向かう姿勢が少なすぎる、と反省。
でも進藤くんのゴールは菅ちゃんがアシストしていることが多いと言い、
「逆もやりたいんです」(進藤くんのアシストで菅ちゃんのゴール)と進藤くん。
進藤くん勝手にゴール狙いすぎ問題はさておき、来季はそんな場面を見たいねー。

とにかく終始進藤節が炸裂で、笑っていて何を話していたのか覚えてないことが多いわ。
何の話からだったか進藤くんが「白いロールケーキのように!(バウムだったかも)」といい
胸の白い恋人スポンサーマークをアピールすると
「ポスト都倉を狙っているんですよ」と四方さん。進藤くんは石屋製菓のCMに出たいようだ。
また、自分に対して拍手が少ない(四方さんのコメントでは大きな拍手があがった)ことで
「今日のお客さん、反応薄いですね」と言い、
「お客さんをディスるのはやめてください!」と栗谷さんから突っ込まれる場面も。
そして「進藤です! J1で34試合フル出場の進藤です!
フィールドプレーヤーでフル出場したのは5人!そのうちの1人、進藤です!」と大きな声でアピール。
きっとコンサドーレを知らず立ち寄ったお客さんにも、34試合フル出場の進藤の名は刻まれたことだろう。

クリスマスの思い出を聞かれ、菅ちゃんも進藤くんもサッカーばかりやっていた思い出しかない、
とコメント。遊びたい盛りの年にサッカーに一生懸命取り組んでいたことを栗谷さんは称賛。
では、理想のクリスマスは?とトークが苦手な菅ちゃんにふると、
「可愛い奥さんと...可愛い子ども3人と...楽しく過ごしたい」と将来プランを説明。
可愛い奥さん像を聞かれて悩むと、「このなかにいる?」とお客さんのなかから探すよう進藤くんが指示。
栗谷さんが止めに入るものの、菅ちゃんも探している様子はあったモヨウ。

そこからユース時代の話へ。
「ユースの監督が恐かったので」と暗に四方さんのことを言う進藤くん。
遅刻が多く、学校に行かない。「朝起きられないんですもん!」
サッカーのあとに学校に行くということがあり、そうなると学校に行っても6時間目だったりするので
行かなくていっか☆とサボると翌日、四方さんからおっかない電話がかかってくる。
「誰にサッカーやらせてもらってると思ってんだ!」と。
あぁ、この話どこかで聞いたことあるわと思ったら、ぶんぶんのトークショーだ。
進藤くんも菅ちゃんもお勉強ができなくて、お母さんから本気で心配の電話がかかってきたという...。
「難しい時期ですからね。お子さんがいる方はわかると思うんですけど。」と進藤くん。
いや、そうかもしれんけどそれ、子どもが自分で言うところじゃないから。
四方さん曰く、ユースの選手にはサッカーだけではなく挨拶や態度など
日常生活でもしっかりした人になってほしいという思いで厳しく指導していたという。
進藤くんに関しては家でも態度が悪く(!)、サッカーを続けさせてもいいのかとお母さんから相談が。
なので、四方さんが進藤くんのお母さんと「連携をとって変えていきましょう」となったそうだ。
「授業はフル出場できなかったけれど」と進藤くん。やかましいわ。笑
今ではその頃支えてくれた大人に感謝してサッカーをしていることでしょう。

最後に今年を振り返ってどんな一年になったのか、3人が漢字一文字で。
四方さんは『新』。
ヘッドコーチという新たな立場での一年だった。
また、来年は新たな元号になるということで、チームの飛躍に貢献したいと。
菅ちゃんは『犬』!?
犬のように走っていた一年だった。
また、チャウチャウ犬や柴犬のようだと言われることもあるので...。
進藤くんは『頭』。
頭を使い、頭をフル回転したサッカーをした一年だった。頭でも点をとった。

トークショーはざっとこんなかんじで。そのあとの抽選会で印象的だったのは、
↑の漢字一文字の色紙にサインを入れてプレゼントをしていたのだけど
四方さんが当選した方の名前を入れるときにとても丁寧に書いていたこと。
サインはガサーッと勢いでみんな書くのだけど、お名前はゆっくり丁寧に。
『新』の字もていねいに書いていたし(上手くはないけど←やめれ)、
四方さんの人柄があらわれていたヒトコマだったなあ。
のちほどドーレくんも色紙に漢字一文字を。ドーレくんは『四』。
コンサドーレ史上最高位のJ1で4位、そして四方さんの『四』?
去年のイベントでも荒野くんが四方さんの『四』って書いていたなあ。笑
ドーレくんの色紙もプレゼントするのだけど、ドーレくんには抽選箱が小さくて羽を無理矢理つっこむ。
そこへ「できる?手伝ってあげるよ」と進藤くん。なんだかんだなかよしなふたり。

栗谷さんが司会だと、安心してトークショーを見られて良い。
菅ちゃんがいじられる場面でも一緒にいじるではなく、しっかりとフォローをして
選手と一線を引きつつも盛り上げられるのがさすが栗谷さんだった。
この場ではそんなことはないけれど、いじりといじめは紙一重なのでね。
菅ちゃんが嫌な思いをしないよう、悪ノリしない栗谷さんの姿勢にはほんとうに感謝だわ。

今年の選手の参加イベントはこれでおわりかな。
みんなお疲れさまでした。また来年よろしくお願いしますー!

posted by ひとみ |18:36 | イベント・トークショー | コメント(3) | トラックバック(0)