コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2018年03月10日

生みの苦しみってやつ。

2度も追いつくことができたセレッソ戦ができすぎだったのか、清水という相手が悪かったのか、
当たり前だけどコンサドーレの今季のサッカーはまだ発展途上で我慢を強いられるのだと実感。
その上で残留しようとしているのだから、昨季よりきついことになるかもしれない。
先日の3ゴールに加えて今節のジェイのゴールまでヘディングで、
今季まだヘディングでしかゴールしていないっていうのはなんか笑える。笑っている場合じゃないけど。
前半はピッチを広く使っていてほんとうにおもしろかった。三好くんと駒井くんすごい。
前半の猛攻の影響か後半は重たくなったけれど、
これも追加点が取れていたら選手の足も動くのだろうなあ。気持ちって大事。

もう手元にないから原文は忘れたけれど、コレオについての説明が書かれた紙に
「チームはチャレンジ中。ミスや失点をすることはある。最初からうまくはいかない。
批判をすると選手は萎縮して挑戦をやめてしまう。そうではなく、後押しする応援をしよう。」
的なことがコールリーダ氏の署名つきで書いてあって私も同感だった。
新しい戦術、新しい挑戦、新しいチームづくりをしていきながら、
去年の考えを捨てなくてはいけないところもあるけれど、去年もいる選手はそう簡単にいかない。
癖のように動いてしまう部分をリセットしたり、
時にはサッカーでは当たり前とされることと反対のプレーが必要になることもあるかもしれない。
やりながら、ミスを繰り返しながら頭で体で身につけていかなくてはいけない。
そのために時間を要するのは当たり前のことで、いちいち怒っていては応援もやっていられない。
去年はできたことができなくなることもあるだろう。それも仕方なく当たり前のこと。

試合のあいだ中ずっとドヤ顔で(顔見てないけど)解説をしていた私たちの後ろにいた兄ちゃんは、
試合後「生みの苦しみってやつだな。」とつぶやいていて、そこだけには同感だった。

ここを乗り越えて身につけたときに、半年後、一年後にちがう景色が見えるはず。
ちがう景色って具体的になんやねん?だけど、見たことがない景色だから具体的にはわからない。
でも、それを信じて今のこの過程を我慢して我慢してつくり上げていくのだ。
うちは浦和や広島じゃないんだから無理なのでは、なんて思ってももう戻れないぞ。
進むしかない。それがコンサドーレが選んだ道だから。一緒に身を投げるしかもう道はないのよ。
とは言ってもネガティブな意味ではない。次なるステップのための道半ば。
『冒険コンサドーレ』って何じゃいって思っていたけど、意外といいこと言ってるんだね(←上からか)。

posted by ひとみ |23:50 | 試合観戦 | コメント(5) | トラックバック(0)