2017年08月13日
残留力。
勝たなくてはいけない試合、どうしても勝ちたい試合だった。 甲府にはアウェイでまけているからこそなおさら。 しかしそこは残留力のある甲府。焦らずじりじりじわじわと勝ち点を拾っていった。 うちは今季強化費が11億円で、J1のなかでブービーなのだとなにかで読んだ。 お金の順位が成績順位と言われるのだから、 15位をキープしているのはもっと四方さんが褒められていいはず。 お金以上のチーム力を発揮しているということだから。 そこが比例していないチームは、今季あちこちで監督が交代している。 四方さんに辞めろなんていうびっくりなことを言う人もいるようだけど、 私にはそう言いたくなる理由がひとつも見つからない。1ミリも、1ミクロンも見つからない。 欲を出せばキリがない。 思っていた以上にやれていることから、もっともっとと求めるのもわからなくはないのだけど それは『残留争い』ではないのでは?と個人的には思うのだわ。 そんなに強いわけじゃない。そんなに力があるわけじゃない。 順位はひとまずどうでもいい。とにかく残留することが目標だから。 「次勝たないと○○」とか、「ここで勝たないと○○」とか、 勝手に自分たちでおわりを決めてしまう人もいるけれど、誰がそう決めた?と。 そういうふうにすぐに諦めたがるのって、まだまだ残留争い慣れしていないからなんだろうなと思う。 甲府と対戦してもそう感じる人がいるのだから、降格慣れってなかなかしぶとい。 甲府を見ていると、残留争いって勝ちの数を数えるんじゃなくて、 地味に地道に勝ち点や点数をひとつひとつ拾うものだと改めて感じる。 そっちに気持ちを切り替えないと。昨季とは違うんだと。 試合のあとにそのまま実家に帰省して、TVhさんの録画を観た。 コータが選手の名前を間違えまくっているのはさておき、ていねいな解説と、 ゲスト選手のとっくんが選手の良いところをたくさん「素晴らしい」と褒めていたのが良かった。 けっこう正直な反応をしていたのもおもしろかったし。 なかなか勝てなくても、チームの雰囲気が良いことを表していると感じた。 そんなわけで、悲観することなどなにもないと思うのよ。 甲府に勝てなかったから川崎にも勝てないと言われるだろうが、私はそうは思わない。 そうではないからサッカーはおもしろい。 2008年、2012年は残留争いをするまでもなく降格していた。今季は残留争いができている。 その状況をポジティブに考えながら、残留力を身につけよう。そいで来季こそ甲府に勝つのだ。
posted by ひとみ |18:50 | 試合観戦 | コメント(7) | トラックバック(0)